2007/1/7

マイホーム  

 この家を建てたのは丁度10年前、私が33歳の時である。その当時はオーディオのオの字もない頃で、専用のオーディオルームを作るなんて事はこれっぽっちも思うことなどなかった。今になって、その当時既にオーディオマニアであったなら、この家はどうなっていたのであろうかと思うことはある。

 リスニングルームは20畳以上の広さを確保し天井高も吹き抜けにして4メートル。なんてことになっていたのであろうか?しかし冷静になって考えてみると、家族が4人(その当時は3人であったが)いると、家族生活を営むためにどうしても必要なスペースというものがある。リビング・ダイニング・キッチン・トイレ・風呂・主寝室・子供部屋といった具合に優先順位の高いものからスペースを確保していくと、よっぽどの豪邸でない限りリスニングルームとして確保できる部屋の広さは10畳前後であろう。

 ということは10年前にオーディオマニアであっても現在のリスニングルームの広さが精一杯だったかもしれない。どうしても20畳以上で天井高4メートルにこだわってしまえば家庭生活にしわ寄せがきてしまっていたであろう。

 今日の午前中N氏夫妻がAkimitsuさんと共に来訪。N氏夫妻は、現在マイホームの新築を予定されていらっしゃって(4月ごろ完成予定)、リスニングルームを石井式にすることを検討中とのこと。リスニングルームの広さは8畳の予定。天井の高さは2.7メートル。我が家のリスニングル−ムとほぼ同じ広さである。まだ石井式リスニングルームでのオーディオの音を実際に聞いた経験がないとのことで、今回の来訪となった。

 先月のA氏夫妻同様、N氏も御夫婦で来られたので、ついつい「もしかして奥様もオーディオに興味があるのですか?」と確率のかなり低い質問をしてみた。もちろん答えは「NO」。部屋がどんな感じになるのか確認すべくの同伴であった。N氏が聴かれるジャンルはクラシック中心とのことなので、私が普段好んで聞いているクラシックのソフトを中心に数曲聞いていただいた。

 比較的好印象だったようで、検討中の石井式リスニングルームのプランで着工される様子であった。部屋と電源は新築時にきちっとされるのが一番である。新築時であればコスト的にもリフォームに比べて各段に安くできる。部屋と電源という基盤がしっかりしていれば、オーディオ機器の真の実力が発揮でき、「割れ鍋に綴じ蓋」的な迷走は避けられるはず。

 マイホームの新築は人生の一大事業。一生に一度か二度ぐらいのものであろうから、慎重にことを進めるべき。私もこの家には最低あと15年は住むであろう。そして築25年を経過したら、建替えを検討する時期となるはず。そして、きっとその頃には二人の子供も独立しているだろう。ということは、その時には20畳の広さで天井高4メートルというリスニングルームの可能性もでてくるはず。



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