2007/1/21

銀座  

 銀座は大人の街である。品格というか風格というか、高級で落ち着いた雰囲気があり、「やはり違う・・・」と思わせるものがある。銀座に来るのは相当久し振りとなる。以前はなかったHERMES、Dior、COACHなどのブランドショップが今は目抜き通りに立ち並んでいる。これらは最近できたものであろうが、それ以外はそれほど変わった感じはしない。

 ショッピングであれば近場のデパートで大抵のものは揃うので、わざわざ銀座まで足を運ぶことはほとんどなくなった。でも久し振りに来て見ると、銀座は特別な雰囲気をもった街であることにあらためて感心する。

 今日は昨年末に参加させていただいたOFF会兼忘年会のメンバーの方が新年会を開かれるということで、忘年会に引き続き参加させてもらった。総勢で9名、前回同様私以外の方はオーディオに精通された方ばかり、有名な業界の方もいらっしゃって、「なんか、私のようなものがこの場にいることが相当場違いのような気がするのだが・・・」と内心思わざる得ないものがあった。

 銀座の「ざくろ」というお店でしゃぶしゃぶをいただきながら、様々なオーディオに関する興味深い情報を聞くことができた。いろんな内輪だけの話などもあり、とても楽しかった。そして、しゃぶしゃぶも素晴らしく美味しかった。

 そして2時間ほど美味しい食事に舌鼓を打った後、都心の超高級マンションへ移動。そのオーディオ専用の部屋には、なんとAlexandriaが鎮座していた。日本に1セットしかないといわれているWilson Audioのフラッグシップである。しかもこれを駆動するパワーアンプがGOLDMUNDのミレニアム。

 この二つのオーディオ機器だけで我が家の近所では一戸建ての住宅がが買える値段である。思わず背筋が伸びる。そして送り出しの機器はGOLDMUNDの最高級の機器がずらりとラックに並んでいた。壮観である。

 銀座・都心の超高級マンション・そして最高級と思われるオーディオ機器達。非日常的な時間と空間を今日は経験することができた。しかし、その音は、銀座の街の雰囲気を思わせる大人の音である。もちろん超ハイクオリティなのであるが、いやらしさのない上質感がある。余裕というか懐の深さがあるといった印象なのである。

 ハイパワーエンジンを積んだスポーツカーが、余力を余しながら公道を流しているといった雰囲気で、相当なハイペースで走っていても、まだまだ限界点には程遠く、余裕がある感じである。きりっとした高性能はしっかり感じられるが、目一杯出さないゆとり感も醸し出しているのである。オーナーの方は「自然で完成されている。これにしてから、弄りようがなく、弄る楽しさが最近はない。」とおっしゃられていたが、「なるほど・・・」とうなずいてしまう。

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2007/1/20

三段活用  

 Jazzaudiofanさんのブログで「有名な録音エンジニア、ジム・アンダーソンがスチューダーのテープ・レコーダーを使った[ライヴ・トゥ・2トラック]のアナログ録音を、JVCが誇るXRCDの最新進化形態であるXRCD24 (24 bit super analog)技術を使ってA/D変換・マスタリング・CD製造を行った、驚愕の超高音質CD。内容も素晴らしい。」と紹介されていた「ニューヨーク・アンカヴァード[XRCD]国府弘子」を入手した。

 さすがに音が良い。まっさらのCDである。これを三段活用ではないが、1.LNC-1でクリーニング  2.RD-3で消磁 3・除電ブラシと濡れティッシュで静電気除去 という三つの高音質化対策をして、その音の変化を探ってみた。

 1曲目の「BESAME MUCHO」を使用した。パーカッションの多様な音、ピアノの深遠な響き、そしてウッドベースの深く沈みこむような威力ある低音などチェックポイントが多く、優れた楽曲である。

 まず素の状態で聞いてから、LNC-1でCDをクリーニングして同じ音量で聞いてみる。「音が立つ」という印象、音の粒立ちが良くなった感じである。元気である。やはり効く。ケーブルの端子をクリーニング液をしみ込ませた綿棒を使ってクリーニングすると綿棒に思いのほか汚れがついて、結構汚れているものだと驚くことがある。そしてクリーニング後に音を聞いてみると、音の粒立ちが良くなった印象を受けることがある。その感じに似ている。綺麗好きは美徳である。

 次にRD-3を使ってCDを消磁してから同じ曲を聞く。音の質感がしっとりする。かさついた肌に乳液を塗りしっとり落ち着かせたような感じである。音のかさつき感がめっきり減って潤いがアップする。毎回演奏前にCDの裏表をRD-3にかけたくなってしまう。

 最後は静電気除去。除電ブラシでささっと掃いて、濡れティッシュでトレイ内の静電気を完全に除去する。音のエネルギー感がさらに若干アップした。高域の音の抜けがよくなり、パーカッションの音の余韻がたなびく感じになった。「これで仕上げが済んだ。」と思わせるようなところがある。静電気というのはアナログでは桁外れに大きく、音質に与える影響も強力であったので、様々な対策グッズが出ていたようであるが、CDにも静電気対策が効果的なようである。

 高音質CDも磨けばさらなる高音質化が可能なようだ。CDに入っている音楽情報をより良い形で取り出すための対策は、オーディオ機器のセッティングを詰めていくことと同様に重要なもののようである。

2007/1/19

狭い・小さい  

 日本の多くの家屋、特に都市部における家屋は、それほど広くはない。さらにオーディオ用にあてることができるスペースというものは、なかなか十二分な広さを確保できないケースが多いはずである。

 今日発売となったstereo2月号のテーマは「狭い」と「小さい」。「部屋は狭いけど第一級の音を出したい!」がメインテーマ。狭い部屋でのセッティングのコツや、ルームチューンアクセサリーの活用などが特集されている。

 また、「小さな部屋で楽しむためのコンポ選び」というテーマでいわゆる「省スペースコンポ」の比較試聴記事なども載っている。その中で気になるのは、先日の記事でも書いたAura noteである。白黒の写真で見てもかっこいいと思わせるものがある。

 同様な機種としてアーカムのsoloやLINNのCLASSIK MUSICなども紹介されているが、手元に置いて愛でたい度では、やはりnoteがダントツの一番である。「ピュアオーディオならではのウェルバランスな表現が素晴らしい。艶としなやかさの融合、緻密なサウンドイメージに躍動感、ハーモニックスの美しさなど、充分にハイグレードである。」と音に関しても高い評価を得ている。

 オーディオにおけるデザインの重要性は小さくない。こんな小さい機種であっても、あるいはむしろ小さい機種であるからこそデザインというものの重要性がよりクローズアップされるような気がする。

 小さいつながりではないが、今日は杉並公会堂の小ホールへ行ってきた。文字どおり小さいホールである。こぢんまりとしていて落ち着いた感じで、リラックスできる雰囲気を持ったホールである。昨日行ったトッパンホールは高級感あふれるハイグレードさが売りであるが、この小ホールは音楽を身近にそして肩肘張らずに接することができるところが売りである。

 前半はピアノ伴奏のバリトン、後半は同じくピアノ伴奏のチェロという2部構成であった。それぞれ暖かみのある晴れやかな音ですがすがしい一時を過ごすことができた。前半のバリトンはかなり前の席で、そして後半のチェロは後ろの方の席で聴いた。

 聴くポジションの違いで当然の事ながら音楽の聞こえ方も変わる。今回は後ろの方の席で聴いた方がホールの響きが気持ちよく、また音楽全体もバランス良く聞こえた。かぶりつきポジションでは、音の潤い感や音楽の全体像の把握という点において多少難があるようであった。やはり美しいホールトーンが十二分に加味されることにより透明度の高い音場が展開されるようである。

 これはオーディオと部屋、そしてセッティングなどにも当てはまるのであろう。オーディオ機器から発せられた音に部屋の響きが加味され、それが丁度良い具合になるようなセッティングとリスニングポイントがあるはず。それは部屋が広くても狭くても同様で、そのポイントがピタッと決まることにより、緻密で艶やかなサウンドイメージが展開するのであろう。

2007/1/18

二つの音  

 今日は二つの音を聞いた。その二つの音は極めて対照的でまさに正反対の作用を私の心にもたらしてくれた。まず一つの音は身の毛もよだつと言うか、血の気がさっと引くような音であった。「ガリ、ガリ・・・」という音と共に軽い振動がハンドルを持つ手に伝わってきた。

 車に乗っていて左折しようとした際、「冷却水が不足しています。」と表示された警告に気をとられてしまい、多少ハンドル操作を誤ったのか、左側のリアドアを電柱に軽くすってしまったのである。

 あの音ときたら・・・全く目一杯気分を落ち込ませる音である。毎日必ずハンドルを握るので、1年に1回程度は軽く擦ったり、バンパーに小傷をつけることはある。その都度、「くそ、なんだよ!」と心のなかで叫ばずにはいられない。そして、車を止めて恐る恐るその傷の具合を目で確かめる時の気分の悪さといったら、目の下にさっと青線が走る程である。

 今日もしっかり傷跡がついていた。塗装が必要な程度の傷である。ずずっと気分が重くなった。誰を責めることもできない、自分以外に責任を擦り付ける先がない。ドライバーをナイスショットしてピンまで80ヤードというところからのセカンドショットを思い切りダフッた時の気分に似ている。

 もう一つの音は、「魂の昇華」という言葉を連想させるような精妙な音であった。アルティ弦楽四重奏団の演奏をトッパンホールで聴いてきたのである。プログラムはベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番と15番であった。トッパンホールはJR飯田橋駅から徒歩10分ちょっとのところにある。小規模なホールであり、室内楽を中心としたコンサートを定期的に行っている。ここのホールの響きはとても美しい。

 今日のプログラム、私はベートーヴェンの弦楽四重奏曲15番をとても楽しみにしていた。とても好きな曲である。そして、アルティ弦楽四重奏団の演奏は期待に違わず素晴らしい演奏であった。特に第3楽章、「病癒えし者の神への感謝の歌、リディア旋法による」と記されたこの楽章の演奏には鳥肌が立ち、目がうるうるしてしまった。

 この第3楽章はこの曲の肝である。繊細で美しいハーモニーと全体を引き締め緩めることのない緊張感がとてもバランスよくまとまっており、この曲の奥深さを十二分に感じさせてくれた。

 明日は、これも前回音の良さに感心した杉並公会堂の小ホールでのコンサートに行く予定である。明日も妙なる音に感動したいものである。 

2007/1/17

脱力ショット  

 今日は今年2度目のゴルフ。場所は東京よみうりカントリークラブ。男子プロや女子プロのメジャーなトーナメントが行われる名門中の名門コースである。距離がかなりあり、グリーン周りはしっかりバンカーにガードされているうえ、砲台グリーンである。さらにグリーンはアンジュレーションに富んでいて、ボールが想像以上に切れる。

 さすがに手強い。アベレージよりもかなり悪いスコアとなってしまった。しかし、今日は今後の改善ポイントを体感することができた。ミスショットが出る場合、そのほとんどが腕に力みがある。ミスショットを減らす最大のポイントは腕の脱力である。今後このポイントを集中的に練習して、体得できればスコアアップが図れるような気がする。

 東京よみうりカントリークラブの名物ホールは18番。200ヤード超の池越えのショートホールである。距離が長いうえ、グリーンが極端な受けグリーンである。ピンをオーバーして上につけてしまうと、恐ろしく早いパットが残ることになってしまう。今日のピンまでの距離は210ヤード。私の場合クリーク(5番ウッド)で丁度の距離である。しかし、今日は気温が低く、しかも小雨交じり。当然距離は落ちる。そこでバフィー(4番ウッド)を取り出し打った。ナイスショットでワンオンしたのであるが、ピンの上につけてしまった。くだりの超高速パットは2メートルほどオーバー。結局3パットのボギーであった。

 キャディーさんの話では、ほぼ同じ距離をアニカ・ソレンスタムと福島晃子は4番アイアンでのせたとのこと。女性であってもプロはやはり凄い。ちなみに不動裕理はクリークで打ったとのこと。それを聞いてゴルフは腕力ではないということが、よく分かった。これからは脱力術を身に付けスコアアップを図りたい。

 オーディオにも、今まではちょっと力瘤を作って接してきたようなところがある。少しオーディオに対しても脱力ショットを身に付けたいところだ。そうすれば、ミスショットの数も減るような気がする。

 何か気になるポイントがあると、どうしても弄り倒してしまうようなところがある。あれやこれや試しているうちに煮詰まってしまって、ついつい安易にあれこれ変えてしまったりしていたのであるが、その時「このままもうしばらく、ほっておこう。」という気持ちになれていたなら、もっと良い結果がもたらされたのではと思うことが結構あったのである。ゴルフもオーディオも足場はしっかりと固め、上半身はからはすっかり力を抜くことが上達のコツかもしれない。

2007/1/16

低温  

 ここ数日晴天続きである。昼間は太陽が出ると1月とは思えないほど暖かい。地球温暖化を肌を持って感じる今日この頃である。しかし、朝や夜は、「さすがに1月である。」と思わせるほどの寒さである。冬の寒い朝に愛犬の散歩に出かけるのは、多少億劫であるが、寒い空気のなかに身を置くと、グッと気分が引き締まる感じがする。何故か頭の中に「クライオ」という言葉が浮かんだ。

 「クライオ」という言葉はオーディオ雑誌(特にAudio Accessory)のなかでよく見かける。私の乏しい知識では、オーディオ機器やケーブルを極低温下に置くことにより、物質の結晶が精細になり音にいい影響が出るといったイメージをもっていた。そして、手持ちのオーディオ機器やケーブルを代理店を通じて、クライ処理を頼めるようである。
 
 先日オルフィさんのお宅にお邪魔した時、オルフィさんは「プリアンプはダブルクライオ処理をしている。」とおっしゃられていた。「ダブル・・・シングルより効き目があるのであろう。」と思ったのであるが、それから「クライオ」という言葉がたびたび私の頭の中に浮かんでくるようになった。オルフィさんも採用されているということは、当然良い効果があるはず・・・どのような効果があるのであろうか、気になるところである。SN比や解像度が向上するのであろうか?

 ホームページを覗いてみるとクライオ処理の値段は、ケーブルは1本1メートル5,000円。オーディオ機器は、その寸法によって縦(cm)×横(cm)×高(cm)×\20であった。我が家のプリアンプをクライオ処理すると、42,000円ほどかかる。

 これは高いのか、安いのか?その効果の程によりその判断は分かれるのであろう。しかし、とりあえず電源ケーブルを1本試してみようかと思っている。数千円であれば、オーディオにおいてはお試し価格といっていいであろう。それによりケーブルのグレードが数ランク上がるのであれば、安いといえるかもしれない。

 愛犬の散歩中にオーディオのクライオ処理についてあれこれ思いを巡らしている私も、かなり変な人種になってしまった気もする。何事も経験したくなるたちなのでついついあれこれ妄想してしまう。

2007/1/15

ALFA166  

 車のマイナーチェンジは当たりはずれがある。どちらかというとがっかりさせられるケースのほうが多いようだ。最近ではBMW7シリーズのマイナーチェンジには落胆した。マイナーチェンジにより、それ以前に持っていた毒がすっかり抜けてしまった。「牙を抜かれた虎」といった印象を受けた。とある車の雑誌に「志が低くなってしまった。」と評されていたが同感であった。

 また相当前になるが、ALFA166がマイナーチェンジした時も同様の落胆を味わった。マイナーチェンジによりきりりとした好青年風の風貌に変わり、それ以前の独特のもっさりした味わいのある風貌が台無しにされてしまった。「なんでこんな普通の車にしてしまうのかな・・・」と内心思わざる得なかった。

 ALFA166という車自体、比較的というか相当マイナーな存在であるが、その独特のフロントマスクと全体を包み込む優雅にして伸びやかな造形は、いまだにその魅力を保ち続けている。そして熱心なファンが多い車でもある。10人中2,3人しかいいデザインといわないような気がするが、他に変えがたい独特の魅力を持っている。

 昨日MESSAさんのお宅にお伺いする際、信号待ちしているALFA166を見かけた。オーロラというこれまた独特の淡い色合いであった。ついつい目で追ってしまった。もちろんマイナーチェンジ前のモデルである。「やはりいいな〜」とついつい思ってしまった。

 そのALFA166を見ながら、何故か最近よく聞いているJohn Abercrombieのギターを連想してしまった。アナログでよく聞いているのであるが、「Back-Wood Song」という曲を思い出させるのである。この曲も10人中2,3人しか良いと思わないであろうが、その中空を漂うようなとらえどころのないギターが微妙にしびれるのである。

 車にも曲にも多少の毒気けというか灰汁のようなものがあったほうが味わい深いような気がする。オーディオの音もまたしかりであろう。一人一人デザインに対する嗜好性が違うように音に対する嗜好性も異なっているはず。あまりにバランスを欠いたものは別として、その人が気持ちいいと感じる音に調整していき、その結果万人受けする音でなくなってもそれはそれで素晴らしいことなのであろう。

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2007/1/14

DREAM  

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 今日の午前中は、八ヶ岳の麓にいた。2ケ月に1回クライアントである歯科医院をたずねるのであるが、片道2時間かかる。夏は爽やかな高原の風情を楽しめるので、一石二鳥なのであるが、冬は寒いばかりか雪の心配もありいまひとつ乗り気になれない。

 しかし、今日の天気は素晴らしかった。雲ひとつない青空で景色の全てにピントが合っている感じで、目が覚めるようであった。冬は特に空気が澄んでいて、見通せるような透明感があった。

 そして午後はMESSAさんのお宅にお邪魔した。MESSAさんとは初対面であったが、何故か旧知の友人のようにすぐに打ち解けることができた。それは一つの大きな共通点があったからである。その共通点とはオーディオに深くはまるきっかけが、島田さんとの出会いであったという点である。ついつい、島田さんネタで会話が成立してしまう。島田さんは昨年の12月にダイナを退職されたのであるが、本当に残念である。

 MESSAさんのお宅は綺麗なマンションである。部屋に案内されて、まず驚くのは吹き抜けの天井である。リビング部分の天井が吹き抜けになっているのである。「マンションなのに吹き抜け!」と、ついつい上を見上げてしまう。とても開放感がある。思わず今日見た八ヶ岳の景色を連想させるほどである。そのリビングにオーディオがセッティングされている。この開放的な天井高は音にとてもいい効果をもたらしているようであった。

 MESSAさんのシステムはB&W N802を中心としてESOTERIC X-1、BAT VK-51SE、BAT VK-250SEというラインナップ。BAT VK-51SEは私にとって別れた彼女のような存在。男は女と違って別れた恋人をひきずるもの。未練たらしいものであり、妙にVK-51SEがまぶしく見える。「別れなかった方がよかったのかな・・・」と心の中でつぶやいた。

 女性ボーカルを数曲聞かせていただいた。まずその奥行き深くそして高いサウンドステージが気持ちいい。その音を聞いた第一印象は「島田さんのところの試聴室の音場に似ている。」というものであった。奥行きの深さや音の質感になんとなく共通性を感じた。スピーカーは、背後の壁から相当距離を置いてセッティングしてあり、そのセッティングと吹き抜けとなっている天井が、この広いサウンドステージの形成に大きな役割を果たしているようであった。

 そしてもう一つ大きな役割を果たしているものがあった。DREAMである。STEALTHの最上級ACケーブルである。我が家ではSTEALTHのCLOUDE NINEとM-21 SUPERを使用している。STEALTHのDREAMはとても気になる存在である。実はその効果の程を確かめたくて、X-1に繋いであるDREAMを一旦付属ACケーブルに換えてみてもっらたのであるが、空間がグッと凝縮された印象を受ける。DREAMの空間表現における貢献度合いの大きさに驚かされる。

 MESSAさんは名立たるケーブルはほとんど自宅試聴されていらっしゃるようであった。そのなかでDREAMは出色のできであったようだ。この聴き比べを体験すると、うなずかざるを得ない。一旦さめていたケーブル熱であるが、このDREAMには熱くなりそうである。

前の彼女、妙に魅力的に感じる・・・       
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2007/1/13

八ヶ岳  

 2ケ月に1回、八ヶ岳の麓まで行く。鉄道の駅のなかでもっとも標高が高いところにある野辺山駅のすぐそばにまで行く。電車で行くと乗り継ぎが悪いので、いつもは車で行く。約2時間かかる。残念ながら仕事である。八ヶ岳の麓で歯科医院を経営しているクライアントに会いに行くのである。

 夏なら爽やかな風が吹き抜ける高原の風情を楽しめるのであるが、冬であるので寒さに震えることとなりそうである。そしてそのアポイントの日が明日である。朝早くでかけて午前中に着き、1時間ほど打ち合わせして、帰ってくるのである。

 周りはまさに自然が溢れている。夏などはまさに避暑地としての優雅な顔を見せてくれるが、ここ数年はその華やかな季節であっても、地方経済の衰退を感じないではいられない景色が嫌でも目に付くようになった。ペンションやレストランなどの商業施設の廃業が相次いでいるようである。

 八ヶ岳の麓は空気が澄んでいる。夏に来たときなどは少し寄り道し、散策を楽しんだりするのである。そして、美味しいお蕎麦屋さんを探すのが楽しみのひとつとなっている。

 最近ORBのSN-01というオーディオアクセサリーが気になっている。「静電気除去装置」である。アナログディスクの静電気対策をするのが本来の目的であるのだが、CDにも有効である。昨日の記事にも書いたのであるが、CDを消磁してさらに静電気除去をすると音が艶やかになる。

 その際静電気の除去は除電ブラシと湿らしたティッシュを使っている。この過程をNS-1を使って除電してみたいのである。数秒CDにNS-01の風を当てると完全に静電気が除去されるとのことである。その効果のほどはかなり高いようである。

 そして、本来の目的であるアナログディスクの静電気除去にも使ってみたい。アナログディスクの静電気はCDの比ではない。なにせレコードを取り上げる際下に敷いてあるフェルトが一緒に持ち上がるほどの静電気が起きているのである。アナログディスクの場合には、除電ブラシではやはり役不足である。それなりの効果があるのではあるが、根本的に静電気を除去することはできない。

 しかし、値段が少々高い。定価が税込み98,000円であるのだ。CDの場合、除電ブラシと濡れティッシュで充分対応できるような気がするのであるが、レコードの場合にはそうはいかない。悩むところである。

 NS-01を使うことにより、夏の八ヶ岳の麓を吹き抜ける爽やかな風のような効果が音に与えられるような気がするのである。CDにもそしてレコードにも。今一番気になっているアクセサリーである。

2007/1/12

靴磨き  

 靴磨きは時々する。すると気持ちがいい。もちろん靴も綺麗になり、長持ちする。小学生の頃、スニーカーを洗うのが結構好きであった。30分以上かけて丁寧に洗った。当時を振り返って母親が時々話題にするぐらいであるから、かなりご執心であったようだ。

 今はほとんど全て革靴であるため、小学生の頃のように水に濡らして、洗剤と靴洗い用のブラシでゴシゴシというわけにはいかない。革靴を綺麗にする際、従来はクリーナーで汚れを落とし保護クリームを塗りこみ、仕上げに綺麗なクロスで磨き上げるという過程で靴磨きをしていたのであるが、先日伊勢丹で靴を購入した際、そこの店員から靴の磨き方についてレクチャーを受けた。
 
 それによると、まず汚れ落とし用のブラシで靴全体をブラッシングし、それからクリーナー兼保護クリームをクロスに少量つけて塗りこみ、仕上げに仕上げ用のブラシで丁寧にブラッシングする、という3工程でするとのことであった。

 また、普段もできれば一日履いたら、靴を靴箱にしまう際に軽くブラッシングをするといいとのことであった。靴はクロスで擦るよりもブラッシングの方がいいようである。そして、靴と一緒に仕上げ用のブラシとクリーナー兼保護クリームを購入した。このクリームであるが商品名は「M.MOWBRAY LEATHER ANILINE CARF CREAM」。これが結構優れもののようだ。これを塗りこみ、仕上げ用のブラシでブラッシングすると、いやみでない自然な光沢が出る。革が本来が持っている自然な上質感が湧き出てくる感じなのである。

 CDもお手入れしている。先日のOFF会の際に迷い羊さんのところの見かけたCDを消磁するアクセサリーをダイナミックオーディオで購入した。金額は27,000円。商品名は「DISC DEMAGNETIZER RD-3」である。使い方はいたって簡単。電源スイッチを入れて、CDを印刷面を下にしてセット、消磁スイッチをON。15秒でL.E.Dが消灯したら、CDを裏返し信号面を下にしてセット、同様にスイッチをON。これだけである。CDが回ったりはしない。

 そして、その後除電ブラシで信号面をささっと掃く。トレイにセットしてから今度は印刷面をささっと掃く。最後に湿らしたティッシュペーパーで軽く印刷面をなぞるようにする。それから音だし。

 これが効くのである。迷い羊さんのところでも処理前、処理後の聞き比べを行ったのであるが、思いのほか変化した。いいほうへの変化である。処理後は「いいお手前です。」とつぶやきたくなるような音の仕上がりなのである。靴磨きにおいて、仕上げのブラッシングをかける前とかけた後といった感じの変化なのである。

 一音一音の純度が高くなり、磨きこまれたように上品な艶が出るといった印象である。消磁と静電気の除去、この二つでCDの音は結構良くなるのであった。

靴磨きの必需品
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