2006/12/30

cello  

 2006年が終わろうとしている。この時期は、この1年を振り返って総括する番組が多くテレビで放送されている。その中で必ず取り上げられるテーマの一つがスポーツである。今年は野球が、ドラマチックな展開が多く、おおくの人を魅了した1年であったような気がする。もちろんサッカーなどもワールドカップがあり大盛り上がりではあったが、ドラマチックという観点から見ると今年の野球は凄かった。

 甲子園を沸かせた早実と駒大苫小牧の熱戦。誰かが脚本を書いているとしか思えないような感動的な展開に日本中が沸いた。そして新庄がひぱった感のあるプロ野球。これまた「スポーツは筋書きのないドラマだというが、筋書きがあるとしか思えないようなドラマチックな展開だ!」という気持ちにしてくれた幕切れであった。

 人間はやはり感情の動物である。感情によって大きく左右されるもの。ドラマチックな展開というものに、人はやはり深く感情移入しやすい。あまりに作り物っぽいご都合主義的な展開にはさすがに白けてしまうが、上質なドラマにはいつの間にか入り込んでしまって、どっぷりつかっていたりするものである。その中では心の振幅の揺れが大きく純粋なものとなり、感動の波紋も大きく密度が濃い。

 私自身、音楽もそういったドラマチックな展開のものが比較的好きなようである。どっぷりと感情移入してはまりたいほうかもしれない。そしてオーディオ装置から発せられる音を聴く場合でも、感情移入しやすい抑揚感のある音に惹かれるようである。

 昨日はT氏邸でのOFF会兼忘年会であった。その素晴らしいオーディオ機器のなかで特に目を惹いたというか気になったのはCELLOのプリアンプである。オーディオ雑誌で見かけることはあるが、実物を見るのははじめてであった。何かしら神々しいきらめきを放っている。現在使用しているプリはVIOLAである。CELLOの主要メンバーが独立して作ったメーカーがVIOLAと聞いている。ということで関連性はある。しかし、その精緻でありながら魅惑的な印象といったものはCELLOのほうが数段上のように感じた。

 CELLOもVIOLAも音楽をよりドラマチックに鳴らしてくれる機器のような気がする。ある意味「色付け」と言えなくもないが、どのオーディオ機器も多かれ少なかれ、その機器独特の色はあるはずで、「色付け」は決して悪いことではないはず。その色が自分の嗜好性に合うかどうかが問題で・・・VIOLAの色合いはかなり私の嗜好性に合っているようである。

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