2006/12/27

異常気象  

 まさに「異常気象」と言いたくなるような2日間である。昨日は12月としては記録的な大雨に風。そして夜中には雷鳴も盛大に轟いていた。そして、一夜明けた今日は快晴で、しかもコートが全く必要ないほどの暖かさ。「春が来た!」と錯覚してしまうほどの陽気である。今日は本当に空気の当たりが春のような柔らかさである。

 昨日と今日の天気を体験してふと頭に浮かんだ言葉は、「止まない雨はない。」というもの。これはいい言葉である。人生においてもいろんなことが起きる。良いことも悪いことも・・・悪い状況が一時期続いたとしても、好転して新たな展開が生まれる可能性は常にある。

 しかし、経済的な問題で行き詰まっている人にとって、この年末の時期は「止まない雨はない。」という言葉が虚しく響くことも事実である。今日、ある顧問先の会社の社長が破産の手続きに入った。この社長は人が良い。営業能力は比較的あるのであるが、経営者としてのシビアさが足りなかったようだ。経営者ではなく、参謀や幹部として組織のなかでその役目を果たしていくのが向いているタイプであったのだろう。職種だけでなく、ポジションというものにも、やはり向き不向きというものがあるようだ。

 「止まない雨はない。」・・・今後オーディオに接する際に、常にそう自分に言い聞かせる必要があるようだ。約1年前から、オーディオを「趣味」とするようになったのだが、その過程で雨を避けようとやたらと走り回ったりした。しかし、濡れたままじっとしておけば良かったのに、と後で思い直す経験が結構あった。

 従来のEMM Labsを中心とした駆動系についても、SD05と出会った時期に、「純粋デジタルラインの可能性にかけてみよう。従来のラインナップはすべて処分しよう。」と思った時期があった。

 しかし、紆余曲折はあったがデジタル−アナログラインは存続することとなった。そして「止まない雨はない。」という言葉どおり、純粋デジタルラインに比べて少し違和感を感じていた音が最近良くなってきている。

 音の実体感というか味わい深さというのか、そういう要素は元々持っていたのであるが、音場展開が今ひとつという印象だった。しかし、スピーカー位置の再調整、パワーアンプの足元の見直し等によってかなり改善した。

 まさに両ライン切磋琢磨して相乗効果が出てきているようだ。そして、多少違うポジションにいる純粋アナログラインがこれに加わって3系統のラインが今はどれも比較的良い感じとなってきている。もちろんまだまだ改善の余地はあるはずであるが、気分が晴れやかなのである。しかし、人の心理というものは不安定なものである。また近いうちに昨夜の雨のような嵐に見舞われることとなるかもしれない。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ