2006/12/5

最後のピース  

 朝スーツを着て出かけるとき、財布・名刺入れ・キーホルダー・腕時計・携帯電話を持ったか必ず確かめる。スーツの上からあるべき場所を手で押さえて確認するのである。そのいずれもが揃っていて初めて安心感を持って出かけられる。そのうち何かが欠けていると、あちらこちらを探すはめになってしまう。

 純粋デジタルラインにおいて、私にとって必要条件ともいえるものはSD05・サウンドデザイン特製デジタルケーブル・relaxaそしてCDP-MS1(改)の四つである。そして最後のピースであるCDP-MS1(改)が今日サウンドデザインから届いた。

 中古で取得したCDP-MS1を先週、サウンドデザインに送った。前回のCDP-X5000と同様の改造をお願いしたのである。そしてその改造が完了したCDP-MS1が送られてきたのである。早速開梱しCDP-MS1を取り出す。

 まずはCDP-X5000でマラーの交響曲第2番の第1楽章を聞いてみる。その音の印象が耳に残っているうちに、CDP-MS1に送り出しを変更して同じ曲を聴いてみた。

 「排気量が違う車のようだ。」そう思わずにはいられない。同じスピードを出していても、1500ccの車と3000ccの車では体感的なスピード感や快適性が相当違う。やはり排気量が大きい車の方が余裕感と言うか、ゆとりがある。体の疲れも相当違うし、精神的な緊張感の度合いも違ってくる。

 CDP-X5000よりもCDP-MS1のほうが排気量が大きいのである。音の伸びやかさやゆとり感そして低域のどっしり感が一回りいや二回り違う印象である。特に低音の踏ん張りは明らかな差が出てくる。相当なスピードで走っていてもタイヤがしっかりグリップしている感じがCDP-MS1にはある。CDP-X5000も踏ん張っているのであるが、多少タイヤがグリップを失いスリップしはじめてお尻が振られる感じなのである。

 使用しているメカは同じであるので、躯体の差がこのような音の差となって現れるのであろう。しかし、不思議なものである。

 純粋デジタルラインはこれでピースが全部埋まった感じである。かなり完成度の高い音世界を構築してくれている。

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