2006/9/17

メインストリート  

 ラーメンのスープはしっかりしたダシスープがベースとなる。そのダシスープがバランスよくしかも灰汁のない澄んだ味わいであって初めて、追加される醤油や味噌や塩の味が活きてくる。今日、ハンクック邸で音を聞かせていただいているうちに、何故かラーメンのスープのベースとなるダシスープのことが頭に浮かんだ。バランスの良いダシスープの味わいを連想させる音である。

 「帯域内に凹凸がなくフラットで澄んだ音である。」今日最初に音を聞かせていただいてすぐ頭に浮かんだ言葉がこれである。そして何故かラーメンのダシスープの連想とともに清流の流れの音が頭の中で聞こえてくるようであった。

 我が家では上の娘がまだ小学生であった2年前まではよく夏に名栗川沿いのキャンプ場に出かけた。その川辺でバーベキューをしたり、お弁当を食べて日帰りするのであるが、その清流の爽やかさが涼を誘うとともに子供たちにとっては格好の夏の遊び場となる。その川辺の爽やかさを連想させる音である。

 今日は午後の2時に最寄り駅の改札でハンコックさんとAkimitsuさんと待ち合わせた。そして最寄り駅から歩いて数分のハンコック邸に到着。部屋に通されて開口一番「広くなりましたね〜」オーディオ装置が置かれている部屋が前回の訪問時よりも一回りぐらい広く感じる。もちろん部屋の大きさが変わる訳はない。従来センターラック方式であった機器の設置方法が床置きになったこと、それからCDラックが隣の和室に移されたことにより体感的には相当広くなったように感じる。

 そして、松浦さんのクリニックによりスピーカーの間隔は広くなり内振りも相当角度が付けられリスニングポイント前方でクロスするようになっている。そのセッティングの変更の効果であろうか、音の鮮度感やバランスの良さが向上している。使用されている機器は前回と変更は全くない。そのラインナップは以下のとおりである。

 SP:Wilson Audio / Watt3+Pappy2
 PRE:Mark Levinson / 380SL
 Power:Jeff Rowland /Model112
 CD:Sony / SCD1
 Super Tweeter:SONY /SS-TW100ED

 まさにハイエンドオーディオのメインストリートを行くラインナップである。それらのオーディオ機器とセッティングがあいまって、バランスの良い王道サウンドが奏でられている。

 多少ひねくれ癖のある私としては一点の隙のないように見えるこのラインナップに何かサプライズが欲しくなってしまう。たとえばプリアンプによっぽどのオーディオマニアでなければ見たことも聞いたこともないようなメーカーのものを持ってくるなど。しかしそれは、我が家のオーディオ機器が比較的マイナーなメーカーのものばかりで占められていることからくる僻みかもしれない。

メインストリート!
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