2006/9/11

生成り  

 昨日の記事に対するコメントで電源工事即効派とエージング必要派と二つの意見に分かれてしまったが、どちらなのか我が家での結論がでるのはもう少し先の話となる。堪え性のない私としてはすぐさま効果がでてくれた方が嬉しい。リフォーム完了直後はいやがうえでもテンションがあがっているので、最初の一聞きで昇天させてくれたら、幸せこのうえない。

 しかし、オーディオで一喜一憂するのは、楽しいものである。もちろんへこむ状況もある、疲れ切ってヘトヘトとなってベッドに崩れ落ちるように倒れこむような日もある。それでも、損得関係なく純粋に没頭できる時間というものは、精神のバランスをフラットに戻すうえでも必要な時間のような気がする。常に仕事の成否のことばかりに頭を使っていたら左脳ばかりが肥大してしまいバランスを欠いてしまうだろう。

 話は急に昨日に戻るが、島田さんのところで壁コンセントを購入したついでにWILSON AUDIOのSYSTEM8を試聴させてもらった。CARYのCDプレーヤーBATのプリアンプCLASSEのパワーアンプといういつものラインナップでの試聴であった。SYSTEM8は先日ダイナミックオーディオ5555の4Fで聞かせていただいた。色からしてそれと同じデモ機のようである。

 時間の関係で聞いたのはブルックナー交響曲第7番の第1楽章のみ。やはりそのオーディオ的な能力の高さは相当なもの。ウーファーのエージングはまだまだであるが、中高域は素直で爽やかさがある。特にCARYのCDプレーヤーの音が効いているのか、木綿の生成りの肌触りを思わせる音の質感である。空間表現はやはり広い・・・スピーカーがなくなっちゃった感が高得点。

 しかし、CARYのリモコンでアップサンプリングのボタンを押すと、空間表現がさらに一周りいや感覚としては二周り広がった。「おっと!」という感じで目の前が開けた感じがする。空間表現に関してはこの方が優れているが、音の質感に関しては木綿の生成り感が減じた印象を受ける。100%コットンにポリエステルが混じったような感じとなった。音の質感としてはノーマルポジションの方が好きだ。

 ノーマルとアップサンプリングの空間表現の違いをこれほどはっきりと出すのは根本的にSYSTEM8の空間表現力の高さがあるからであろう。

クリックすると元のサイズで表示します



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ