2006/8/27

ピアノソナタ  

 今日はピアノリサイタルへ出かけてきた。ピアニストは宮谷理香さん。タイトルは「ショパンの心」。タイトルのとおりプログラムはピアノソナタ第3番ロ短調を中心として全てショパンのピアノ曲で組まれていた。

 宮谷理香さんは写真で見るよりも実物の方がはるかに美しく魅力的であった。このようなケースはクラッシックの場合、極めて稀である。写真写りがいい演奏者の方が圧倒的に多いのが現状である。宮谷理香さんは、特に笑顔が印象的であった。内面に芯の強さを秘めながら、穏やかで暖かみのある人柄がにじみ出ている魅力的な笑顔である。プログラムやポスターの写真は笑顔でなく、少し澄ました表情であったので、その美しさの半分も伝えられてなかった。

 さて、そのピアノの音色であるが、澄み切った音でありながら、しっかり感のある質量と適度の弾力があり、心地よく音楽に浸れるものであった。また、演奏も躍動感のある素晴らしいものであり、ショパンを満喫することができた。

 しかし、困ったことがひとつあった。それは左隣に、やたらといちゃつくアベックが座ったのだ。クラシックコンサートでデートもいいが、人目をはばからずにいちゃつくのは止めてもらいたいものだ。しかも、その若い女性が私の目にはどう見ても魅力的に見えなかったので・・・「どこがいいんだ?」と心の中でつぶやかずにはいられなかった。

 さらに悪いことに右隣に座った初老の男性が、とても汗臭い。今日は8月としては比較的涼しい気候であったが、生来の汗っかきなのか、結構匂う。左は「アベック」右は「汗かき」と、両サイドを囲まれて正直辟易した。そのため、前半のプログラムが終わった段階で2つ前の列の席が空いていたので、たまらずにそちらへ移動した。そのおかげで休憩後の後半に演奏されたピアノソナタ第3番は集中して聞き入ることができた。

 特に相手を不快にする意図がなくても、他人の迷惑になっていることがあるものだと、感じた。「ひとの振り見てわが振り直せ。」ということか・・・オーディオも注意しないと近隣の方の迷惑となっている場合があるものだ。本人は悦に入って陶酔しているかもしれないが、近隣の人にとってはただの騒音でしかない、ということになっている可能性がある。我が家も隣とは比較的距離が取れているほうだが、オーケストラのフォルテシモでは相当音が漏れているはず。この問題もリスニングルームのリフォームでほぼ解決できそうだ。リフォーム後は夜中にブルックナーの第4番を目一杯の音量で聞くなんて事も可能となってくる。早くそんな体験をしたいものだ。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ