2006/4/19

過剰接待  

 PREに使用中の電源ケーブルAllegroとDACに使用中の電源ケーブルM21-SUPERは、それぞれ従来トイレットペーパーの芯などで床から浮かせていたが、最近金属製のインシュレーターで浮かせるようにしたら音が相当変化した。電源ケーブルを浮かせるものの素材、これは音を自分好みのものに追い込む際に有効な手段となると認識させられた。

 先日QRDのBADを設置したことにより、サウンドステージの広さと高域のさわやかさが得られたが、少しばかり低音の力感が軽くなったような気がしていた。余った1枚のBADを床に設置すると、低域は力強くなるのだが音場の空気が重くなってしまうという副作用がでる。何か改善策がないかと思っていたところ、電源ケーブルのインシュレーター(?)でどうにかなるのではないかと思いつき、早速試してみた。

 そこでPREのインシュレーターとしてPULSAR POINTSと併用していたSYMPOSIUMのFAT PADSを電源ケーブルのインシュレーターの下に敷いてみる。これではPREよりも電源ケーブルのほうが手厚く設置されることなり、何か「下克上」を連想してしまう。「それは本末転倒だよ。」と多くの方の冷笑を買うことになりそうだ。しかし、とりあえず試してみることに・・・

 Maria Ritaの「VEJA BEM MEU BEM」を使ってそれぞれのセッティングを比較してみる。チェックポイントはピアノの低音の響きの深さとMaria Ritaの歌声の質感とのバランス。新しいセッティングの方が低音の伸びやかさがある。高域のさわやかさはそれほど変わらず、余韻の広がる感じがある。BADではどうしても両立しなかった低域の力強さと、軽やかな高域の響きの美しさが両立できている。「やはり不思議だ。一般常識の通じない世界だ。」電源ケーブルの下にひかれた、3階建てのインシュレーターの複雑怪奇な姿を眺めていると、我ながら「やりすぎ・・・」とつぶやいてしまった。

 我が家のシステムの「指揮者」であるBAT VK-51SEは、その足場が一段低くなったが、へそを曲げることなくがんばってくれている。「結構人格者だな。」と思わずその美しいとはいえないが、独特の味わいのある面構えをまじまじと眺めてしまう。

ちょっとやりすぎでは?
クリックすると元のサイズで表示します



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ