2006/3/12

2:HRS120  

 昨日はサウンドハウスの上遠野さんが企画・主催するGERMAN PHYSIKS HRS120の試聴イベントに参加した。講師は音楽評論家でオーディオにも造詣の深い石原俊さん。石原さんはAudio Accessory誌でもGERMAN PHYSIKSを紹介する記事を掲載されており、自身もGERMAN PHYSIKSのDDDユニットを使用されている。そういえば、オーディオ評論家の菅野沖彦さんもDDDユニットを使用されており、Stereo Sound誌でHRS120について「解像度高く極めて細密な質感。立体音像の再現は独壇場」と紹介記事を書かれていた。
 
 イベントではGOLDMUND EIDOS19、VIOLA Cadenza + Symphonyが使用されていた。電源ケーブルは機器付属のもの、ラインケーブルはVIOLA、スピーカーケーブルはアコースティックゼンだった。座った席は最前列のセンターでかなりスピーカーに近接していた。たぶん2メートル有るか無いかの位置であった。

 音を聞いて最初に感じたのは、その提示する空間感の広さ。特に奥行の深さが今まで聞いたスピーカーの中でも1番と思われる程で、立体的なサウンドステージは見事。さらに音像の定位の確かさ・その音色の自然さも無指向性のスピーカーに対する先入観を改めさせられた。相当に高度な能力を有している。特にこの広く立体的な空間提示にはうならされた。「すばらしい・・・・」

 AVALONも広い空間感を得意とするメーカーだが、その能力を発揮させるためには、それなりに使いこなしの技が必要となる。まだ、私はそのための技量を欠いているため、満足できるほどの立体感までににはいたっていない。しかし、HRS120ではそれほどの技量が無くてもこの広さは得られそうだ。これは大きな魅力。

 見た目には技術本位の多少無骨な感じで、いかにもドイツらいい製品だ。AVALONのクールな美しさや、先月試聴してその音色のにうっとりさせられたSonus FaberのAMATI anniversarioのような妖艶な美しさはないものの、その簡潔な姿かたちは現代美術のオブジェのようにも見える。

 先月はAMATI annversaioに心奪われ、「一目惚れの恋は長続きしないもの。ローンの支払いも大変だし・・・」とようやく自分を納得させたが、今回もしばらく心の葛藤が続きそうだ。



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