2006/8/28

同窓生  

 今はほとんどクラシックしか聞かなくなってしまっているが、相当昔はロックを聴いていた時期もあった。しかし、それは私が中学生のころのことであるので、30年も前ということになる。同じクラスの仲のよかった友人がロックに詳しく、レコードも結構な枚数を持っていた。その友人が持っているレコードを聞かせてもらったり、カセットに録音してもらったりして家のラジカセで聴いたりしていた。

 我が家にも父親が購入した古いオーディオが置いてあったのであるが、なにせ昭和の高度成長期の香りが色濃く立ち込めるようなレトロ調の代物であったので、音もそれなりでカセットデッキとも接続できないものであった。それでも、レコードはかかることはかかる。そこで友人のレコードばかり聞かせてもらうのも悪いので、自分でも年に3〜4枚程度はレコードを買うこともあった。

 そんな数少ないコレクションのなかで比較的良く聞いたのが、TELEVISION「MARQUEE MOON」とTALKING HEADS「MORE SONGS ABOUT BUILDINGS AND FOOD」である。1977年と1978年の作品である。そのころはハ−ドロックやプレグレッシブロックが勢いを失い、パンクやニューウェイブが台頭してきたころである。この二つのグループもその新しい流れに乗って出てきたバンドである。

 昨日立川の新星堂でそのCDのりマスターをたまたま見つけ、懐かしさから購入した。30年ぶりに、中学校のころの同窓生に会ったような懐かしさを覚えた。しかし、今聞いても、それほど古いとは感じない斬新な音楽である。どちらのグループもギターサウンドを基調にした楽曲がほとんどで、そのボーカルも極めて個性的である。

 このCDを我が家のオーディオシステムで聞こうとは思わない。ラジカセかカーオディオで聞きたい。そのほうがよそよそしくなく、全体の流れを把握でき、そして何よりも懐かしく暖かい気持ちにさせてくれるからだ。

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