2010/5/28

1536:ポジショニングランプ  

クリックすると元のサイズで表示します

 奇数は2では割り切れない。偶数は2で割り切れる。そのせいか否かは判然としないが、偶数の方が奇数よりもものが分かった雰囲気がある。

 強引な自己主張が控えめに感じられるのである。逆に奇数は多少つっぱった感じがする。素数はそのほとんどが当然奇数である。協調性がいまひとつないというか、マイペースな印象を受ける。

 BMWの主要なラインナップは「3・5・7」と奇数をそのモデル名に使っている。一方AUDIは「4・6・8」と偶数を主要なラインナップのモデル名として使用している。

 その使っている数字のみを見ると、BMWはシャープで自己主張が強く、AUDIはやや控えめなアピールにあえて抑えている、といったイメージを受ける。

 両社ともラインナップを急速に増やした結果、奇数のみ、あるいは偶数のみといったモデル名での商品構成はできなくなっているが、両社の目指している方向性の違いが奇数・偶数のモデル名の違いとなっているような気がしていた。

 ここ最近急速に変わったのはAUDIであろう。従来の自己主張を控えめにしたスムースなバランス感覚のデザインから、明確な個性を前面に打ち出したデザインへと大きく方向転換を遂げた。

 その牽引役的な役割を果たしたのが、特徴的な「シングルフレームグリル」である。最初は、その大胆な造形には目がなじまなかった。しかし、そのデザインにより遠目にもAUDIであることが分かる強い個性を手に入れた。そのおかげか日本でのシェアも徐々に伸ばしてきている。

 そして最近では「シングルフレームグリル」とともにAUDIを象徴するのが、そのヘッドライトにおけるポジショニングランプの独得の形状である。LEDライトを多数並べてカモメの翼を思わせるような独得のラインを描いている。

 つい最近本国で発売となったNEW A8もかなり凝ったヘッドライトを持つ。特に全てをLEDで構成したヘッドライトにすると、従来のヘッドライトとはずいぶん雰囲気の違うフロントとなる。恐らくこのフルLEDライトはオプション扱いとなるはずである。

 NEW A8の特徴的なフロントデザインには好き嫌いがはっきり分かれそうである。私はまだ目に馴染まない感じがする。落ち着き感がなさ過ぎるような気がしてしまうのである。A4のヘッドライトに近いノーマルのヘッドライトの方が落ち着き感があって好感が持てる。しかし、最近勢いに乗って突き進んでいるAUDIのこと、このオプションでのフルLEDライトを前面に打ち出してくる戦略なのかもしれない。



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ