2010/1/29

1417:共振現象  

 TANNOY CHATSWORTHのプロポーションはすらりと縦長。今流行りのトールボーイタイプとまではいかないが、細身のシルエットである。その存在感はそれほど大きくない。とても控えめである。

 我が家のCHATSWORTHは12インチのモニターゴールドが組み込まれている。製造されたのは1960年代と思われる。なので50年近くが経過しているはずである。

 その経過年数を考慮するとキャビネットのコンディションは美しい方である。もちろんところどころに約半世紀の時の流れを感じさせ箇所があるが、その静かに光る美しい茶色は心を落ち着かせてくれる。

 アンティーク家具が持つ深みと同種の魅力があるのである。しかし、昨日は心が少しばかり痛む経験をした。

 急に左のスピーカーが強めの低音部分で共振による雑音を出し始めたのである。「ユニットかも・・・」と最初は思った。

 50年も経過すればユニットがいかれるのは当然といえば当然、「これはユニットだけを取り外し、修理に出す必要があるかも・・・」と思いながら、そのCHATSWORTHのキャビネットの前面を医者が触診するように手であちらこちら叩いてみた。

 するととある箇所を軽く叩くと共振することが分かった。そしてその共振はユニットがしているのではなく、キャビネットがしているようなのである。

 そこで、昨日は背面のネジを取ることによりその共振モードをどうにかかわせないかと試行錯誤してみたら、どうにか収まった。

 「ユニットではなかったか・・・」ととりあえず一安心。しかし、いずれはユニットの補修は必要になってくるであろう。一旦補修に出すと1ケ月以上は戻ってこないはず。さらにキャビネットの補修も必要になってくると2ケ月は戻ってこないのではないか・・・

 そう思うと「もう1台CHATSWORTHを仕入れるか・・・」という妄想も湧いてくる。インターネットで調べてみるとイギリスのビンテージショップに20万円で同じCHATSWORTHが出ていた。

 しかし、「イギリスからの送料はどれくらいかかるのだろう?軽いスピーカーなので数万円ですむかな・・・」「イギリスのショップってしっかりしているのだろうか?小さな写真で見るかぎり綺麗であるが・・・着いてみたら、こんなはずではということになるかもしれない・・・」「しかし、同じものを日本のショップで買うと倍以上の値札がつくはずである・・・」と思いは乱れる。

 とりあえずの応急措置で共振現象は収まった。いずれは補修に出す必要が散見されるが、もうしばらくは様子見をすることにしよう。



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