2009/9/26
1291:「3」

数字は具体的な数を意味する以外に何かしら別の顔を持っているような気がする。また、その形から受ける印象も異なるものがある。
日本の場合、一番人気は「7」であろう。「ラッキーセブン」といわれるように縁起の良い数字の代表格である。
一方「4」は「し」とも読み、「死」を連想させるためか、日本では人気薄のようである。では、「3」はどうであろうか?
どうといわれてと、どうということのない数字なのかもしれない。しかし、一般的には好意を持って迎えられていう数字かもしれない。
「三日坊主」「石の上にも三年」「三度目の正直」「仏の顔も三度まで」などなど、意外と「3」は日本語の世界では活躍しているのである。
私の場合、「三回連続80台」が大きな目標であった。今日はそのチェレンジの日である。上手くいくと今後の大きな自信につながるような気がしていたのである。
寄居カントリークラブは比較的距離のあるコースである。また、起伏が結構あり、延々打上のホールがあったりと手ごわい相手である。
INスタートであったので、最終ホールはOUTの9番。514ヤードのPAR 5である。午前中はティーショットでのOBが響き「48」と散々であった。
午前中が終わった段階で、3回連続80台は風前の灯火状態であった。しかし、午後は持ち直し、最終ホール前まででPARが三つ、残りは全てBOGY。最終ホールのロングをPARであがればOUTは「41」となり、TOTALで「89」となる。
結構痺れる状況である。ここは堅実な戦術に徹することにして、3打目でのパーオンを狙った。しかし、3打目はわずかにグリーンの右側に外した。
ピンまで12ヤード。アプローチが上手くいけば充分PARをとれる距離である。慎重にアプローチショットを放つとカップから1.5Mほど手前にボールは止まった。
まずまずである。1.5Mであれば普通は入る距離。目を凝らしてグリーンの傾斜を読んだが、ほぼストレートのラインと思われた。
そして、意を決してパーターで打ったボールは、カップに吸い寄せられるように見えたが、ピンの直前20cmくらいで左に切れ始めた。結局ボールはカップの淵を舐めて外れた。
私以外の人間にとっては全くどうでもいいことであるが、私の心には重くのしかかる一打であった。「一打しか違わないのであるが、大きな差である・・・」
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