2009/6/28

1201:ダールジール  

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 Naruさんのシステムは3ウェイマルチアンプ駆動である。なので、ダールジールが3台かと早合点したが、スーパートゥイーターを駆動するのは従来どおりマークレビンソンであった。

 なので、ダールジールは2台。改めて見るとコンパクトでちょうど良いサイズである。ラックヘの納まり感もしっくりくる。

 ダールジールのパワーアンプは何度か聴いたことがある。さらに同じメーカーのプリアンプとのペアでもその音に接する機会が何度かあった。その音に対する印象を一言で言え、といわれれば「清澄」である。

 水底を見渡せるまでに澄み切った水の中を川魚がすっと敏捷な動きで横切っていく。その動きが動体視力が向上したかのようにしっかりと目に焼きつく・・・そんな印象の音である。とにかく音の背景が静かで音の姿が不自然でなくクリアに浮かび上がる。

 そういった印象を持っていたダールジールのアンプであるが、Naruさんのシステムの音に大きな変化をもたらしたのか・・・

 その答えは部分的に「YES」である。基本は変わってはない。一撃必殺的な低音や俊敏に伸びきる高域、濃密な凝縮感のある中域、それらが絶妙のバランスを保ちエネルギー感を全く損なうことなく噴出する。その基本は変わっていない。

 しかし、音のクリアネスは明らかにアップ。楽音の細かなニュアンスの表出はダールジールの持つ基本性能の高さが活きてより鮮明に聴き分けられる。

 キングクリムゾンの「21世紀の精神異常者」でのロバートフィリップのギターのうねり具合と切れの良さなどぐぐっと惹き付けられるものがあった。

 サンディ・デニーの「SOLO」も伸びやかで生々しいボーカルを聴かせてくれた。間奏のときのギターとベースの掛け合いもその熱気を損なうことなく鮮やかに描ききる。

 その他数多くの名曲を堪能したが、その選曲の素晴らしさもシステムの音と同様唸らせるものがあった。



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