2009/5/19

1160:スリット状  

クリックすると元のサイズで表示します

 我が家の1階のリスニングルームには窓がひとつある。引き違いの窓でそれなりの面積がある。防音効果を高めるため2重になっている。外の窓はもともと付いていた窓であり、それと全く同じサイズの窓をリフォーム時に新たに内側に付け加えのである。

 リスニングポイントからは若干見上げ気味に窓をのぞむ。夜は当然外は真っ暗で何も見えないが、昼間であれば庭木の緑が目に入り心地よい。

 わざわざ窓を2重にした防音効果からすると、ルールー違反なのであるが、音楽を聞くときにはその窓の両側を少しばかり開ける。もちろん外の窓も同様にする。すると当然であるが外気と触れあうこととなる。

 そうするには当然理由がある。約8畳の狭い空間で非常に密閉度が高いと、何かしら違和感があるのである。その違和感は当然音にも反映される。空気の対流がないと人は不快に感じるもののようである。

 そして、音も空気の流れがないと詰まった感じになりやすい。大きなエアボリュームがあれば問題ないのであろうが、この狭さではいかんともしがたい。そこで窮余の策ではないが、両側スリット状開放作戦を敢行することに相成ったわけである。

 これは効果てきめんであった。音の目詰まり感がなくなり、すっきり鼻が通る感じである。防音上の問題を抱える可能性はあるが、近隣との距離を考えるとそれほど神経質になる必要性はないようである。

 一昨日、五辻さんのお宅にお邪魔したときにも、わが意を強くする光景を見かけた。五辻さんのお宅ではリビングルームにオーディオ機器がセッティングされている。スピーカーの間には引き違いの扉があり、その向こう側はダイニングルームである。

 その引き違いの扉はけっして完全に閉じられることはなかった。両サイドがスリット状に開けられ、空間が確保されているのである。「両方のスピーカーの間にスリット状の開放空間が二つ・・・ここから空気と一緒に音圧も後方開放されているはず。我が家の状況と似通っている・・・」虎の威を借りる狐の気分がよく分かった。



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ