2009/4/26

1136:TANNOY臭さ  

 昨日はチュ−バホーン邸でのOFF会であった。総勢6名での賑やかな会であった。ユニットのフルメンテナンスが完了したランカスターは動きがすばやく正確になった。このメンテナンスは大正解である。私のチャトワースも40年以上の時間が経過しているはず。いずれはフルメンテナンスが必要になるのかもしれない。

 昨日は面白い聴き比べ体験が二つできた。一つはスピーカーケーブル聴き比べである。ランカスターには、非常に細い銅単線のスピーカーケーブルが使われていた。見るからに細く頼りなげである。見た目だけで判断すると「大丈夫かいな・・・」という感想を持ってしまう。

 昨日のOFF会では、とあるトラブルが原因でスピーカーケーブルを交換することとなった。急遽ベルデンのスピーカーケーブルに取り換えたのである。すると音の質感が一気にザラッとした質感に変わった。

 居合わせた一同は「やはり元に戻しましょう・・・」という意見で一致した。そして再び極細銅単線に戻したのである。すると、音が滑らかな心地よい質感に変わった。見た目的には頼りないが、この銅単線、音質的にはなかなかの優れものである。

 同席されていた山口さんが「認識を新たにした・・・」とつぶやかれていたのが印象的であった。我が家のTANNOYもベルデンのオレンジと黒のよってあるやつを使っていたが最近ノイマン製のスピーカーケーブルに換えた。すると音が滑らかにホイップシュークリームのようになった。やはりケーブルはばかにできない・・・

 もう一つの聴き比べはSD05対決である。一方は120Wバージョンもう一方は50W・リクロックバージョンである。

 通常は120Wバージョンで聴かれている。それを50W・リクロックバージョンに換えてみる。ちなみに見た目は両者全く同一である。

 50W・リクロックバージョンに換えると、明らかに音の精度が上がる。ゆらぎがなく収まるべきところにすっと収まった感じである。音のピースとピースの間の隙間はギュッとつまり綺麗な曲線に収束する。

 オーディオ的にはグレードが上がったといわざるを得ない。しかし、TANNOYらしさとというか「TANNOY臭さ」といったものは薄まる。もっと現代的なスピーカーのような清澄な響きになる。

 これは好みの問題かもしれない。一聴すると50W・リクロックバージョンの方が良いのである。しかし、TANNOY好きからすると「TANNOY臭さ」も捨てがたい、という気持ちにもなる。

 この二つの聴き比べ体験はいろいろと示唆に満ちたものであった。オーディオは一筋縄ではいかない、正解は人の数だけある、といったことを改めて感じさせられたOFF会であった。



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