2008/12/29

1018:深煎りコーヒー  

クリックすると元のサイズで表示します

 QUAD 22とUが我が家に到着した。SOLIDSTEELのラックの右側は一番上にQUAD 22が収まり、中段と下段には2台のQUAD Uが仲良く収まった。その様子を改めて眺めてみると、ラックの色合いとの釣合い加減、さらにはサイズ的な収まりの良さなど、本来あるべきところにあるといった感を受けるのである。

 QUAD 22とUのペアは2セット目となる。最初のセットは1階のリビングでTANNOY チャトワースを鳴らしている。こちらも良い組み合わせである。そして新たに導入されたESLを鳴らすためもう1セットのペアが必要となったのである。

 我が家には現在33と303のペアと44と405-2のペアがあるので、ESLとQUAD純正の組み合わせは2通りできるのである。しかし、やはりどうしても22とUのペアで駆動したいという気持ちが強く、オーディオサミット オカヤマの廣坂さんに無理を言ってもう1セット導入したのである。

 さて、そのQUAD 22とUで駆動するESLはどうであったか?33と303のペアでここしばらくは駆動していたので、それとの対比というかたちになるのであるが、その第一印象は音楽を描く線が太くなったように感じるということである。

 細かく正確に描くというよりは、感覚的にすばやくためらいなく描くといった勢いの良さがある。そして音に人肌の温もり感が加味され、なめらかな響きが全体の品位を押し上げている。

 もちろん、33と303のペアのほうが優れている点もあるのであるが、柔軟で厚みのある22とUの音にはよりひきつけられるものを感じるのである。

 22とUのペアの音は、コーヒーで言うと深煎りの豆の味わいかもしれない。深い苦味とコクが濃密な一時のくつろぎを演出してくれるように、ESLから芳しいコーヒーの香りのような音を奏でてくれるのである。

 「QUAD熱」も行き着くところまで行き着いたようである。そして、行き着いた先には、濃厚な琥珀色に佇む香り高い深煎りコーヒーがクリーム色の古びたコーヒーカップに注がれいた。緩やかに登る湯気とともに気持ちをゆったりさせる香りが立ち昇る。その液体をゆっくり飲み干すと、肘掛け椅子の背もたれにすっかり身を任せたくなった。



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ