24日、25日、一泊二日ワークショップ
「内なる宇宙と外なる宇宙をつなげる〜ネイティブの知恵をベースに〜」が終わりました・・・
めちゃくちゃ、よかったです!!!
大興奮です。
なんていうか、開眼しました・・・
私の『内なる宇宙と外なる宇宙』、見事つながりました。
ふたこさん、本当に素晴らしかったです!!!
ふたこさんという、心理療法家(カウンセラー)さんが“アウトドア”“サバイバル”を語る意味がよくわかりました。
そしてそれは、私たち精神性を大事にする(まあちょっとスピ系?)の人間こそ、地上での生き方、地球の歩き方を学ぶ意味がある、ということだと思います。
まず、自分自身とつながったあと、外の世界とつながりなおす。
そんな体験をしました。
ラブフルート作成家であり演奏家であるSHOさん が参加してくださったことも素晴らしかったです。
SHOさん は、存在そのものがスピリチュアル。
自動演奏の笛みたいな方だと思いました。
口を開く度に、心を振るわせるメッセージがこぼれだします。
笛が、息を吹き込まれる度に自然な音をかなでるように。
つねにあちらの世界と深く太くつながってる方。
夜のラブフルートライブも素晴らしかったです。
みんながそれぞれ、思い思いに笛を奏で太鼓を叩き、手を打ち床を鳴らし、踊り・・・
20時くらいから始まったライブが、演奏家が
SHOさん から参加者さん全員に自然と移って、2時くらいまでゆるやかに続きました・・・
つまり、6時間?(爆)
いやいやいや、内なる宇宙と外なる宇宙が、つながっちゃいましたよ。
みんな、つながってましたよね。
素晴らしかったです。
ふたこさん、SHOさん、参加してくださった皆さん、応援してくださった皆さん、本当に本当にありがとうございました。
□ ☆ □
えっとサバイバル合宿、本当に素晴らしい気づきが満載だったのですが。
とても心に残っているうちのひとつが、
「炎は生きている。火種は生まれたばかりの炎の赤ちゃん。」
という考え方。
アパッチインディアンはそう考えるのだそうです。
ネイティブの方々は、森羅万象に命を見たそうですが、「火」にも命があると考えた。
火だねは、生まれたばかりの「火」の赤ちゃん。
だから、小さな小さな火だねを、大事に大事に育て、炎にまで育て上げる。
そしてその火を、自分の用が済んだからって無造作には消さない。
燃料をすべて燃やし尽くし、まっとうさせる。
自然に燃え尽きるまで、大切に面倒を見る。
静かに静かに、自然と燃え尽きるまで、見届ける。
そしてまた、野外でのたき火ならば、たき火の痕跡を元の姿に戻すまでを責任持ってやる。
炭や燃えかすを、土とよく混ぜ、「そこで火が燃やされた」などとちょっとやそっとではわからないようにまでする。
すごく、リスペクトを感じませんか。
森羅万象へのリスペクトを。
「火」に対するリスペクト。
「自然」に対するリスペクト。
「いのち」に対するリスペクト。
写真、一番下は、「火おこし」の道具です。
手作りの道具。
それを使って、苦心して丁寧に火だねをおこす。
その火だねを「いのち」として「赤ちゃん」として、大切に扱い、大切に育てる。
そして、丁寧にその命をまっとうさせる。
見届ける。
看取る。
美しい。
美しい行為ですよね。
祈りを感じます。
「ちゃんと」という言葉には言霊があると思っているのですが。
というのは、英語で「chant」は「祈る」「詠唱する」「まじないを唱える」という意味。
サンスクリット語で「shanti」は「心の平安」という意味。
日本語の「ちゃんと」にも、同じ音魂がこもっていると思うんですね。
「祈りをこめながら、丁寧に行う」という。
「ちゃんと」火を扱う、とはどういうことか、を教えていただいた気がします。
そしてそれは、「ちゃんと」生きる、「ちゃんと」生活する、ということとつながってくるのだな、と。
そしてまた、火の命を大切に扱い、まっとうさせるという考え方に、「情熱の完了」ということを思いました。
コーチングでよく使う用語に「未完了」っていう用語があるのですが。
まだ思いが残ってるのに中断させた、中断させられたものって、いつまでもくすぶるんですね。
その「未完了」を「完了」させてあげると、すっきりする。
「未完了」が何か残ってると、エネルギーのだだ漏れを起こす。
「未完了」を「完了」させると、すべてのエネルギーを前に進むために効率的に使える。
これ、火を途中で消さず、すべての燃料が燃え尽きるまで丁寧につきあうのと、似てませんか?
私はコーチングの中でもビジネスライクなものより「感情解放ワーク」が得意なのですが、私がやっているのも「まだ残っているおき火を燃え尽きるまで大切に扱う」ってことだな、って思います。
まだ心の奥にくすぶり続け、不完全燃焼を起こし黒い煙を上げ続けている思いを、
あえて日の当たる場所に出してあげて、
酸素をたっぷり注いであげて、
赤々と燃え上がらせてあげて、
残っていたものを燃やし尽くす。
自然と燃え尽きて、白い灰になるまで、大切に大切につきあってあげる。
それをしてあげると、未完了から解放されます。
思いが残らない。
くすぶらない。
燃え尽きたら、痕跡を残さないほどに元の姿に戻してあげて、前に向かって進み始めればいい。
そういうことなんですよね。
すべての想い、すべての感情、すべての情熱を、その命をまっとうさせて後に引かさない人生って、幸せで充実した人生だろうなと思います。
コーチングとタロット占いを通してそのお手伝いをしていきたいな、と、ネイティブの方々の火の扱い方を知ることで、あらためてしみじみと思いました。
□ ☆ □
講座の中で、視野を180度くらい広くとり(ワイドアングルビジョン)狐の歩き方を参考にした歩き方で森を歩く、ということを習ったのですが。
ワイドアングルビジョンをとってみることは、世界に向けて自分のチャンネルを全開にすることでした。
感覚を開き、自分を開き、世界とつながる。
そうしたら、世界が鮮やかに見えてきました。
鳥の声が鮮やかに聞こえ、虫の羽音が鮮やかに聞こえ、木々のざわめきが鮮やかに聞こえました。
自分の周囲数mで、何がどのように起こっているか、手に取るようにわかる・・・
っていうか、これに習熟したら手に取るようにわかるようになっちゃうんだろうな、って予感があります。
世界に向けて感覚をひらいて太く深くつながる。
それは、「今、ここ、自分」に集中すること。
そうすればすべては鮮やかに立体的に私の前に立ち現れる。
自分の周囲数mで、何がどのように起こっているか、手に取るようにわかるようになってしまう・・・。
私の学んだCTIジャパンのコーアクティブコーチングでは
「全方位的傾聴」という概念を使うのですが。
まさにこのことだろうな、と実感しました。

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