天使と悪魔  TV・映画

「天使と悪魔」を観てきました。ちなみに前作「ダ・ヴィンチ・コード」も公開当時に映画館で観ましたが、どうやらブログには書いていなかったようですね。

前作以上に宗教が絡んだ内容は、日本人から見るとそういう世界もあるんだろうなという感想しか持ちませんでしたが、ミステリー映画としては前作同様とても楽しめました。
ただし、死に過ぎ(笑) いや、笑い事じゃないのですけどね。
様々なモチーフの元に殺人が行われる様は「セブン」のようでした。それぞれの殺人を食い止めることが出来そうで出来ないもどかしさにハラハラし、最終的に誰が味方なのかを隠しつつ展開させるプロットはよく考えられているなと思いました。
なんにせよ「セブン」ほど後味が悪くないエンディングで良かったです。
ただし、人間不信になりそうですが(笑) 疑心暗鬼を生ず。

ちなみに「お辞儀」は日本独自の挨拶かと思っていましたが、ヴァチカンの枢機卿の人々もお辞儀していたのが意外でした。
あと、コンクラーベという選挙システムの名前が日本的だな、と。まさに根比べ

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アグリー・ベティ  TV・映画

先日までNHKの地上波で放送していたドラマ「アグリー・ベティ」がとても面白かったです。

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アメリカのドラマなのですが、日本では2007年にNHK BS2で放送されていたものです。1年遅れで地上波でも放送が開始され、たまたま第1話を見てからハマってしまいました。

ファッション業界で働くことを夢見る、個性的なファッションの女の子ベティ。彼女が業界トップの専門誌「MODE」の編集者になり、あらゆる問題を解決していくわけですが、その展開の速さに毎回ハラハラしていました。

社内では毎日のようにあっちでもこっちでも問題が起き、ベティの家の問題も一筋縄ではいきません。元々頭が良いベティは、持ち前の明るさと前向きな性格もプラスして、それらの問題を次々に解決していきます。何度か大きなどんでん返しがありつつも、裏で動く大きな問題。様々な伏線が張られていきました。

最終回での展開の速さは、日本のドラマでは考えられない速さでした。あれよあれよという間に様々な伏線を回収していき、そして最終的に全ての問題を大きくして終わっていきました(笑)

あまりに納得のいかない終わり方だったのでNHKの海外ドラマ・スタッフによるブログを見てみたところ
『アグリー・ベティ』最終回、おかげさまでシリーズ最高の視聴率でした。

しかし・・・視聴者の皆様から「何で途中で放送を打ち切るんですか!?」「あんな終わり方納得できない!」という悲鳴に近いメールやお電話が山ほど・・・(*_*;

そりゃあ、そうですよね〜。(中略)こんな終わり方、日本のドラマではありえなーい!でも、アメリカドラマではフツーのことなんです。このように次回に興味を持たせる場面で終わるドラマを、"cliffhanger"(クリフ・ハンガー、直訳すると「崖にぶらさがったまま」って感じ?)と言います。人気のドラマほど、次のシリーズにつなげるために、こういう終わり方をするのが、お・や・く・そ・く。
ということで、セカンドシーズンを見越しての終わり方だったようです。とりあえず1つの作品としてファーストシーズンを終わらせて欲しかったのですが、それってわがままですかね?(笑)

セカンドシーズンもNHK BS2では放送終了しているので、秋にでも地上波で放送するのではないかと思います。絶対に見ます! 待ちきれなくなったらレンタルしてしまいそうですけどね。

ボディレンタル  TV・映画

録画していた、先月放送された「世にも奇妙な物語 秋の特別編」をやっと見ました。
その第1話、内田有紀主演の「ボディレンタル」がなかなか良い話でした。
生きる気力を失った女性・香織は自殺をするつもりで訪れた先で、見知らぬ老女に体を貸す契約をします。生きたいけど体が動かない老女は、香織の体を借りて最期にやらなければならない仕事をするのです。香織はレンタルしている間は自分で体は動かせないけれど意識はあります。「中身が違うだけでこんなに人と楽しく、生き生きと暮らせるなんて」
契約を終えた後の香織は生き生きとしていましたとさ。

すっとばしてあらすじをいうとこんな話なのですが、実はどこかで見たことあるような気がするのです。
ネットで検索してみると、戸田誠二氏の漫画「スキエンティア」や佐藤亜有子氏の小説が引っかかりますが、映像の記憶としてあるんですよね。
若い女性も老女もキャストは思い出せないのだけれど、もうちょっと男女間の話なんかもエピソードとして組み込まれた話だった気がするんだけど・・・。何だろう。モヤモヤするなぁ。

デトロイトメタルシティ  TV・映画

映画「デトロイトメタルシティ」(以下、DMC)を観てきました。
原作がヤングアニマルに連載中の漫画なのは今更言うまでもないのでしょうか?


マニアックな漫画なのに意外と人気がある作品なようで、ボクの周りにも読んでいる人が沢山います。もちろんボクも好きだったのですが、最近はヤングアニマルを読んでもDMCは飛ばすようになってしまいましたw エロ方面ではない意味での下ネタが多くなってきたので、ちょっと苦手意識を持ってしまったのです。

とはいえ、連載初期におけるあり得ないシチュエーションによるシュールな笑いを誘うストーリーは好きでした。その辺りの物語を実写でどのように消化しているのかが気になったので映画を観てきました。我慢できずに事前にCDで予習を済ませて、ね。

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コメディ映画として期待して見に行ったわけですが、音楽を題材にした作品としてもクオリティが高い作品でした。少なくともボクにとっては。
「天使にラブソングを」や「スクール・オブ・ロック」などと同格といったら言い過ぎでしょうか?
デスメタルのくせに声質が奇麗すぎるとか、根岸にしてはフレンチポップとして良すぎるなどの批評もあるようですが、その辺はコメディ映画としてくくっていることで許されることはあってもマイナス評価にはならないと思いました。

この物語で描かれているアーティストとファンの関係はちょっぴり歪な愛の形だけれど、それでも誰かに夢や愛を与えることのできるアーティストという職業はやっぱり憧れます。
表現方法や作品が自己満に思われがちな場合でも、それを受け止めてくれる人がいればそこには相互に愛があるわけですよね。フィクションだということは重々承知していますが、バンドマンとしては勉強させられた作品でした。

とはいえ、難しいことを抜きにしてもエンターテイメント作品としてすごく楽しかったです。笑いました。
俳優生命をかけてクラウザーさん(根岸君)に挑んだと思われる松山ケンイチはもちろん、その女優生命をこちらが心配してしまいそうになるほどやりすぎな迫真の演技の松雪泰子。ジャック・イル・ダークのバックバンドとして出演していた鮎貝健とマーティ・フリードマンのロックフジヤマ(ヘビメタさん)コンビ。着メロがフリッパーズギター。大学生としてフレンチポップを奏でるカジヒデキなど、まさに邦画らしい見所も数えきれないほどあり、DVDが出たら何度も見返したい作品ですね。

MONGOL モンゴル  TV・映画

昨日のことですが、映画「MONGOL」を見てきました。
この作品は、のちにチンギス・ハーンとなるモンゴルの少年テムジンの幼少期から始まり、彼がモンゴルを統一するまでの生涯を描いた作品です。ロシア人の監督セルゲイ・ボドロフがアジア系俳優を求めて各国を巡り、浅野忠信が抜擢されたということで日本でも話題になったようです。ボクは全く知りませんでしたけど(笑)

何の予備知識もなく見に行ったので若干難しかったのですが、モンゴルや中国の歴史がほんの少し見えてきた気がします。日本でいうところの戦国時代のような時代のモンゴルという国の様子が垣間見え、なかなか面白い作品でした。大陸の歴史に興味があればさらに楽しめたのではないかなと思います。

大河ドラマのような壮大な話を2時間強に収めているため話の展開は速いのですが、逆にテンポが良い作品とも言うことができ、中だるみは全くありませんでした。

劇中音楽にホーミーが使われていたのはやはりモンゴルの民族音楽だからなのでしょう。ホーミーの二つの声のうちの地声に近い方はジェイムス(メタリカ)に似ているなぁと思いながら聴いていました(笑)

エンディングではモンゴリアンメタルのような音楽が使われていました。あの民族メタルはなんていうグループだったんでしょうか。非常に気になります。
あまりに気になったのでエンドロールを凝視していましたが、分かったことは浅野忠信以外の日本人スタッフは多分1人しかいないということだけでした。
クレジットに名前の乗らないスタッフがいたのかもしれませんが、そんなアウェイな状況で主役を務めた浅野さんを改めて尊敬したのですが、あのメタルは誰だったのか・・・。

パパとムスメの7日間  TV・映画

いやぁ、予想外に面白かったなぁ。てゆーか、感想遅いですね。でもコレには訳があるのです。このドラマの最終回はバレーボール・ワールドグランプリの延長のあおりを受けて時間が変わったんですよ。はい、もうお分かりですね。というわけで最終回だけ見逃したわけです。

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DVDがレンタルされるまで我慢しようと思っていたのですが、運良く再放送されていました。

何かのきっかけで男女の中身が入れ替わってしまう話というのは映画「転校生」を始めとして、よくある話ですよね。ですが、その男女が親子だという所がこのドラマの見所であり面白いところです。
女子高生・小梅(新垣結衣)とその父親・恭一郎(舘ひろし)がひょんなことから入れ替わってしまうわけですが、入れ替わるまでのこの親子関係はとても冷めきっています。年頃の女の子にありがちな父親に対する軽い反抗期ですね。そんな二人が入れ替わってしまうことにより、最初はお互いに不満ばかり。ムスメは先輩とデートがしたい。パパは会社の御前会議が心配。ここは協力して、お互いのイベントをそれぞれこなすしかない・・・。そんな感じで物語は始まります。

中身が親父なガッキー(新垣結衣)はともかく、中身が女子高生な舘ひろしの演技を見るためだけにこのドラマを見ても損はありません。あの演技は本気でしたね(笑) 本作に役者生命をかけてるとさえ感じられましたもの(笑)
あの役は、演じ方によってはオカマっぽくなってしまいがちだと思うのですが、舘ひろしの演技はちゃんと女子高生に見えましたよ。さすが石原軍団。なんのこっちゃ。

7話で終わってしまったのはなんとも惜しいような気もしますが、7話以降の二人の関係は1話目の頃とは大きく変わったわけで、そこに余韻をうまいこと残すことで後味の良い作品に仕上がっていました。
諸々事情はあるでしょうが、7話というのは結果的に良い長さだったように思います。物語的にはたったの7日間の出来事にしては色々あり過ぎな気もしましたけどね。

プロポーズ大作戦  TV・映画

現在フジテレビのいわゆる月9枠で放送中のドラマ「プロポーズ大作戦」が面白いです。この作品のテーマは「大好きな人が他の誰かと結婚してしまうとしたら、あなたはどうしますか?」というもの。
しかしただのラブストーリーだと思ったら大間違い。主人公は幼なじみの女の子が好きでした。でも、幼なじみであるがために素直になれなかった高校・大学時代。自分の腑甲斐なさに気付いた時には既に彼女は違う男性と結婚しようとしている、まさに結婚式の最中。そのとき主人公の前に式場の妖精が現れ、過去をやり直させてくれると言うのです。とはいえ自由に行き来出来るわけでもなく、制限された時間の中で果たして何が出来、どれだけ幼なじみとの距離を縮めることが出来るのだろうか。簡単に言うとこんな感じのストーリーです。

タイムスリップもので有名な作品と言うと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などが有名ですが、あれは過去に戻ったとしたら過去にはその時代の自分がいます。「プロポーズ大作戦」では、過去の自分そのものに戻ることが出来るのです。あれこれ根回しをすること無く、やり直したいようにやればいいだけなのですけど…。

特に昨夜放送された第6話はヤバかったですねぇ。頑張れば頑張るほどすれ違う2人。詳しくは公式サイトを見てもらって、気になったら是非次回からでも見てもらいたいですね。

式場の妖精である三上博史が物語のナビゲーターとして登場するのも注目すべき点ですね。彼が出てくることによってただの甘酸っぱいジュブナイル小説的な作品ではなく、SFモノとしても楽しむことが出来ています。

昨年話題になったアニメ映画「時をかける少女」に通じるものがあるんじゃないでしょうか。ま、見てないんですけどね(笑)

敬愛なるベートーヴェン  TV・映画

今日はスノボに行く予定でしたが、北関東近辺のゲレンデはまだまだ雪が積もっていないようなので予定変更。映画「敬愛なるベートーヴェン」を観に行ってきました。いやはや、観に行って良かったです。

最近は月9の「のだめカンタービレ」にハマっていまして、クラシック音楽の魅力を再認識している次第。
と言いますのもボクは小学生の頃はピアノを習っていましたし、中学生の頃は3年かけてモーツァルトの「レクイエム」を歌い、N響団友と共演した事もあります。

そんなわけで、久しぶりにクラシックに触れてみたいなぁと思っていた矢先に見つけたタイトルが「敬愛なるベートーヴェン」でした。題名以外の予備知識無しで、とにかく映画館に足を運んでみました。

この映画は晩年のベートーヴェンの物語です。有名な「第九」の誕生にまつわるベートーヴェン自身と彼の右腕として活躍したコピスト(写譜師)の師弟愛を描いた作品であるとともに、「第九」の素晴らしさを映像としてまとめた作品です。

「第九」の第4楽章は「歓喜の歌」としておなじみですよね。映画ではベートーヴェン自身が指揮をとった「第九」の初演をダイジェストでまとめています。ダイジェストとは言ってもこの演奏シーンだけで10分以上あり、第1〜第3楽章までの流れのあとに来る「歓喜の歌」でボクはあふれる涙を抑える事が出来ませんでした。
演奏終了後、耳の聞こえないベートヴェンは観客の喝采に気がつきません。そして・・・

これ以上書くと肝心なところをネタバレしてしまうのでやめておきますが、映画館でこれほど泣いた事はありません。クラシックっていいなぁ。音楽って素晴らしいなぁ。

ところで「第九」の演奏シーンで、シンバルがフューチャーされる場面が度々あったのですが、どうやら交響曲ではシンバルやトライアングルのような打楽器が使われる事は珍しい事だったようです。もちろんそれ以上に、交響曲に合唱などの声楽が組み込まれる事の方が珍しい事だったようですけどね。
その辺りのエピソードをWikipediaで読んでいたのですが、クラシックって歴史や理論を知れば知るほど面白い音楽なんだという事に気付きました。ロックやポップスにも同じ事が言えるのでしょうけど、クラシック音楽はクラシックというだけあって長く愛されているだけの事はありますよね。コレをきっかけにちょっとずつクラシックを学んで(聴いて)みようかなと思いました。

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