今回は、
前回記事の続編で、水木しげる大先生の妖怪画集『
妖鬼化』から、マレーシアの妖怪を"○○の精"をメインに集めてみます。
この妖怪は「
へんな妖怪 マレーシア編 D」で紹介した「
尖り目」と同様、薬効がある木をを管理する役目があります。「
アカル・チェンドゥアイ」という木の根には媚薬的な効能があるのでしょう。気になりましたが、Googleでは判りませんでした。
上の二つの妖怪は、その姿から"
UMA"感があります。「
出っ歯の精」はその出っ歯を取ると、「
ダース・ベイダー」の頭部に足が生えったって感じですで、案外、エジプトの「
メジェド」(
2016/11/28の記事参照)の頭巾の中は、こんなのかもしれません。
この妖怪は"バイセクシュアルな変質吸血鬼"といえるでしょう。人間に対する復讐の気持ちを持っているとの事ですが、スケベ過ぎる妖怪って事で、人間に捕まり、強引に去勢されたのかもしれません。
この妖怪は"精"ではありませんが、その代わり、"精子"を食べると言う、困った妖怪です。どうやって精子を食べるかはよく判りませんが、その口の形から、吸引するのではないでしょうか。
一方、日本が誇る"目玉のお化け"である「目玉親父」は精子は食べないものの、女性の胎内に入り込むという、ある意味、"精子を食べる"以上に、ヤバい性癖があります(
2008/9/26の記事参照)。そしてついに、
ねこ姉さんにロックオン!
(画像クリックでやや拡大)茶碗風呂より極楽気分になれそうじゃ。

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