前シリーズのゲゲゲの鬼太郎第5シリーズアニメはその2年間の放映期間中に、実写映画が2本(
『ゲゲゲの鬼太郎』・『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』)が制作されておりますが、現在放映中の第6シリーズは放映から1年半経過した今でも、映画化の話は聞かれず、寂しい感じがします。しかし、このシリーズ放映開始の半年前に、実写ビデオ作品がこっそりと世に出ておりました。但し、作品名には"ゲゲゲの鬼太郎"の表記が全くなく、お察し通りの内容となっております。登場する妖怪は、「妖怪ハウス」の住人である、"ゲゲゲの鬼太郎"っぽい「
きい坊」("霊毛ちゃんちゃんこ"ではなく、先祖の抜け毛を集めて作ったマフラーを着用)・"目玉親父"っぽい「
眼球かあさん」(きい坊の母親と思われるが、言葉は発しない。手足がなく、風呂で遊ぶあひるのおもちゃのような身体で、ぷかぷかと浮いている。)・"猫娘"っぽいコスチュームの「
なつめさん」・"一反もめん"ぽいというと無理がある「
いっくん」(風に飛ばされ、忘れ去られた洗濯物の怨念が妖怪化)・"子泣き爺"っぽい「
赤ちゃんジジイ」(人に負ぶさっても重くならず、ただ泣くだけ)・"ねずみ男"っぽい「
THE・マウス」(ネズミが父で母が人間の半妖怪)で、"ドS"な「
なつめさん」が大活躍するストーリーであります。
水木大先生がもし生きてらっしゃったら、きっと嘆いたことでしょう。
先ずは、「
なつめさん」によるお仕置きタイム・・・ 「
THE・マウス」は、「
なつめさん」のパンツを口の中に詰められ、「
いっくん」と「
赤ちゃんジジイ」は、道具を使われて、皆さんフィニッシュするまで念入りに、いたぶられます。
妖怪達にとっては、お仕置きではなく、ご褒美といえるかも。
この「妖怪ハウス」の妖怪達ですが、どうやら、スマホにメールで妖怪退治の依頼がくれば、鬼太郎と同様、現場に向かって対処するのが仕事のようです。で、今回の悪玉妖怪は「
ブルマなめ」。人間界に溶け込んで、学校の先生をしていましたが、「
きい坊」と「
なつめさん」の前で、その正体を現しました。
この"中の人"にもし、子供さんがいたらと思うと、不憫でなりません。
「
きい坊」は「
ブルマなめ」に、秘術『スーパー下駄ロケット』を放つも、鬼太郎の"リモコン下駄"のようにはいかず、あっさりと倒されてしまいます。そこで、「
なつめさん」は「
ブルマなめ」に、"金蹴り"をお見舞いし、後は・・・
自らブルマをはいて、サービスしておりました。
「
なつめさん」、不甲斐ない「
きい坊」へのお仕置きも忘れてはおりません。自らの快楽を得るために、エンドレスなハラスメントを「
きい坊」に与え続けるのでした。
無言で宙を見つめる「眼球かあさん」。シュールな光景であります。

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