tep-peiマスターのブログ
『uchi-cafe』のTOP記事を見てて
思い出しました
40年以上前、私の故郷の小さな百貨店で
ある画家の展覧会がありました
ある時間がくると
その画家本人が現れサイン会がはじまりました
ひたすらもくもくと一言もくちをきかずサインをしつづける画家
幼い私も親に買ってもらった複製画を持って
列に並びました
そしてサインをもらいました
とてもゆっくり丁寧に楷書で書かれた名前は
山下清
その後
10歳ころの私は生意気にも画家志望となり
山下清のペン画を真似て細いサインペンを使って
絵を描くようになりました
ある日
学校の外で授業のスケッチをやってると
そばを通りかかった人が
サインペンでスケッチする私を見て
「近頃の小学生はシャレとんねー」と言って通り過ぎた

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