２月生まれは美人揃い

ｊｕｎのひと言でカウンタをあまり気にしなくなりました
（いや、ちょっとは気にしてるかな）

というわけで再び好感度ダウン覚悟で
（相当長いので、スルーされても仕方がない）

非常に極論な意見に思えるでしょうが
私はタリバンがバーミアンの仏像を破壊した際
なんでそんなに騒ぐの、という気持ちになりました

オーム真理教のサティアンも１００年立てばそれなりの遺跡だろ
切り裂きジャックのナイフも博物館に飾るだろうよ
（そんなものあるか知らないが）

一部の、しかもその時代の為政者の都合で
歴史的遺物になる事が多いのじゃないかとか

兄弟同士や親子が殺し合った戦国時代の歴史物も
人間が今よりもっと野蛮だった頃でしょ、という認識で
こういったことをテーマにした小説は所詮エンターテインメントで
何かを学ぶという気にならない
私の近くにいる人で
このような「歴史モノ」を他の小説に比べ、より高尚な小説と言った人がいました
通俗小説に比べ人間を学べるぞ、とか言って
そうなると、へそ曲がりとしては、より反発してしまいます
どんな小説でも、人間を学ぶものはあるんじゃないか
「世界の中心で・・・」でも学べるのではないか、と
（読んでないけど）

だから、きっと私はあまり歴史が好きではないのかも

むしろ
人間の道徳的進化に貢献した歴史の方が重要だという気持ち
どんな人にも安価で安全で快適で幸福な暮らしを与えたものに
敬意を払いたいとか

例えばそれはグーテンベルグだったり
フランクリンだったりエジソンだったりガンジーだったりキング牧師だったり
ｅｔｃ　ｅｔｃ

昔ある人が
英雄が時代を変えたのではない
時代が変わる変革の時期にその変革の時代をもっとも表現した人が
英雄と呼ばれるのだ、
と言った

美術で言うと
下絵だけ外で描いて、自宅のロウソクの下で風景画を描いていた時代から
一日１時間だけのホンモノの光を描くため
毎日決まった時間にだけ外へ出て行って絵を描いていたモネなどの
初めて「光」を描いた印象派とか

たとえモネがいなくても、誰かが「外に出て」絵を描き始めたはずです
モネという「英雄」ではない違う人が「英雄」になったはずです

新しい文化を切り開いた人、または、そういったことを表象する作品
文学も勿論そうでしょう
そういうものを本当の「歴史」と呼びたい

大学生の頃「歴史とは何か」という岩波新書をゼミの先生に薦められ読み
次のくだりを忘れることが出来ません

「ある男が、酔っぱらって、見通しの悪いカーブになってる道を横切り
煙草屋に煙草を買いに行こうとしたら、ブレーキの効きが悪くなった車が
通りかかり、轢かれて死んだ」

さて彼が死なずにすむにはどうしたらよいか？

・禁酒法を制定する
・カーブミラーをつける
・煙草を禁止する
・車検を厳しくする
ｅｃｔ　ｅｃｔ

歴史が真理を見つける努力をし始めてこそ
初めて歴史となるのだと

そして初めて歴史を学ぶことが
未来を学ぶこととなる、と思うのです

人類に貢献しようと、色々な人が色々な研究や開発をしていますが
こうしたことが
どんな風にどんなカタチで人々の生活を安価に安全で快適で幸福に導くのか
ロードマップをちゃんと示せるものだけが
本物の「未来を切り拓く」ことになるのではないでしょうか

随分昔のことですが
私がまだ独身で、既婚の友人二人と
郷里の街中を車で回ったことがあります
そのとき、既婚者の二人は
高校の頃通った喫茶店など懐かしい場所を次々に挙げ
その前にさしかかっては
「懐かしい、懐かしい」を連発していました
不思議なことに私ひとりだけ
「ふーん」というくらいで
彼ら二人ほど感動することがありませんでした
その時
「ああ、結婚すると、不幸というわけではないが
これからの人生がある程度予測でき
未来より過去に郷愁を覚える度合いが強いのだろう
自分はこれからいろいろな出会いがあるだろうし
それで、きっと過去にあまり興味がないのだろう」と
思ったものでした

そのうち自分も結婚し、
勿論不幸というわけではないのですが
「それなりに」過去に郷愁を抱く人間になっていました

人というものは
たいてい「あの時ああすれば良かった」とか
「あの人を選んでいればどうなってただろう」とか
想うもので
そういう経験のない人などいないでしょう

私には、２年ほど前に
ある強烈な出来事があり
２０年以上書き続けた日記帳をシュレッダーにかけ
すべて捨ててしまいました
（いつかＰＣでデジタルデータ化して
出会った人々や出来事での「人生インデックス」を
作ろうと思って大事にとっていたのものですが）

けれど
その日記を捨ててしまったことが契機ということでもないのでしょうが
私の場合は

過去に拘らないようにしよう
過去に拘らないようにしよう
という気持ちから
以前ほどは
過去に拘らなくなったような気がします
「過去に拘らないようにしよう」から
「あまり過去に拘らなくなったなあ」と
年を重ねると色々なことに達観してくるものではあるのでしょうが
加えて
未来に思いを馳せるということもあまりない

結局は
ありきたりのことになってくるのでしょうが
今が一番大事
今日が一番大事
今日をどう生きるか
今日を楽しく幸せに過ごせるかが

前回の記事で「何になろうと何をしていようと」と
自分を諭した私ではありましたが
いかに学習能力のなさか
毎年の様に自分の年賀状で言いきかせています
数例ご紹介を

1999
被害者になっても加害者にならず
お金や地位より牛乳瓶は洗って返す
そんな小さなことをきちんと行い
列に割り込まず、感謝を忘れず
決して居直らず
今年もそんな日々を目指したい

2000
昨年２度目の鑑賞となった「タイタニック」は、
やはりいまいちな映画でしたが、
劇中ディカプリオが
金持ち達の１等客室の晩餐会に招かれるシーンがあり、
その日暮らしの貧しい生活を揶揄されて
答える言葉が印象的です。
曰く「人生は神からの贈り物さ、
自分に配られたカードがどうであれ
（生い立ち、境遇のことか）
楽しまなくては」と。
事実、恋人との別れのシーンでも、
「君は必ず生き延びてくれ、
そして精一杯生きるんだ」と言う。
最後のシーンで、
百歳になろうかという現在の彼女
すやすやと寝息を立てる枕元には、
おそらくディカプリオとの約束を果たし
精一杯生きてきたであろう証の数々の写真
（若い頃の彼女が
自分の背丈位のカジキを釣り上げた記念とか、
飛行機の操縦を習った時のものなどなど）
がアップとなり
そのシーンで私は不覚にも涙したのであります。
新年は「今年こそは」と、
気持ちを改める最良のチャンス（節目）ですね。
ディカプリオに叱られないよう
いろいろなことに精一杯頑張りたい。


2004
大きくは世界、
小さくは身の回りの仕事などの些事に亘って
激動の時間が流れていますが、
いつでも「モノ」ではなく「人」を思い、
身勝手にならず礼節を知り、
家族を愛し歳を重ねたい、と考えています。
３０余年前大阪万国博覧会が開催され、
そのテーマが「人類の進歩と調和」であったのですが、
会場を訪れたアフリカの小国の元首が
「調和なき進歩」よりは「進歩なき調和」を
と訴えたことは永遠に忘れることがないでしょう。
一部の優越者のみに利することなく、
どんな人にも等しくもたらされる「調和」への救済が
地球でも、それぞれの国でも
今ほど望まれている時もないと思います。


2005
穏やかな新年をお迎えのことと思います
昨年はこの国でも天災が多く、
又誰かさんのせいで世界がより「危険」になるなど、
その誰かさんの国もふくめ、
たくさんの国の家族につらいことが多い一年でした。
今年こそ世界の誰もが幸せで
安らぐ日々を送れるように祈るばかりです。
昨年はまた「負け組」などというイヤな言葉が流行りましたが、
勝ち組、負け組などの区分けや考え方のない、
静かで優しい社会になれば
どれだけ争いがなくなるかとも思います。
そして自分が社会の中で誰のためにどんな風に過ごすかを
ちゃんと考えていきたいものです


添付は以前「マウス画」の記事で紹介した少女が１０万画素のトイカメラで写し見せてくれたもの
彼女も勇気の源です

ここ数日間の間に古い友人と相次いで再会しました

自分の今の仕事や職種に不満があったり
自分はそう思っていないのに
（それなりに大事な役目を果たしているという
気概があるのにもかかわらず）
人から低きに言われたりしている人は
随分多いと思います

そんな時いつも思い起こす友（日本の交通事情に多大な貢献をしている）の声を
曰く

仕事にはつまらないものは無いと思います
社会的他人が評価する大きさは
それぞれあると思いますが
自分自身が楽しく輝いているかがポイントと思います
と

どれだけ勇気づけられたことか

それから、いつもの映画の話ですが
友人のｋｏｙａ−ｗｏｒｋｓも好きだと言った
佳作の映画「君がいた夏」のレビューも
（随分前に書いたやつ）
＊今夜のテーマに相応しい気がして

怠惰な生活をおくる主人公に故郷から従姉が自殺したとの知らせが届く。その従姉の両親から灰の埋葬を彼女の希望と頼まれた主人公が、
ふさわしい埋葬場所を探すうち、過ぎ去った少年の日々を思い出す。
従姉をジョディ・フォスターが演じている。
最後の灰を蒔くシーンでは、
今生がありこれからも生き続けなくてはならない人間への雄々しくも優しい眼差しを感じる。必見。

今日職場に外部から来訪者があり何人かの職員が各自担当の仕事の説明をしました
我々の仕事に全く不案内な人に説明するわけですが
それを聞きながら思ったこと

・出来るだけ平易で一般的な言葉で分かってもらうことを心がけ説明しようとする人
・自分の言葉に酔い、わざとのように難解なレトリックで話す人
・「（素人に）分かるように話すのは難しい」と最初から言い、分かりやすく話すことを放棄してから話す人
・仕事の邪魔をされた、とばかりにぶっきらぼうに面倒くさそうに話す人
・専門用語を使いその説明もせず分かってもらうことは考えず話す人

ほんとうにそれぞれです
「伝えたい」というモチベーションがないからでしょうが

本当に「伝えたければ」

聞きたくなる言葉づかいで
最初から敬遠したくなる話し方などせず
分かってもらおうと努力して話すことを
練習しないと
誰も聞いてくれない、聞こうとしない
と思うのですが

この記事はスルーされてくださっても全く構いません

「大変化？」

正直に書きます。私がブログをはじめて２週間。私の拙い文章などを（義理固い友人たちも含め）幾人かの人たちが見てくれていることは、心の底から喜びです。何故ブログをはじめたかと問われると、実はよく分からないのです。若い頃から、文章を書いたり、絵を描いたり、ギターやキーボードを弾いたり、作曲をしたり、大学の頃は随分コンサートに出たりして、やはり自分を表現するとか、それらを人に伝えたい気持ちが強かったものだから、ブログという言うならば手っ取り早い方法を偶然発見し、飛びついてしまったというのが正直な気持ちでしょう。勿論、表題の下に書いていますように、色々なことに浮気性で、ポリティカルな意見を吐き出したいとか、若しくは、趣味・嗜好とか、もっと言うなら、ミーハーな自分も出したい、「これって面白くない？」など、節操のないことおびただしいわけです。ところで、この数日の私の「記事」に対し、友人から、初期の印象-疲れを癒してくれる-からすれば、突然、サイトが変身してしまったような、大切な友人が、自分から離れて行ってしまう、そんな心配、大変化？といったメールがあり、はたと困ってしまいました。３流ゾンビ映画やアイドルの話題ではなく、佳作と呼ばれる「映画」のことなどを書いては、と。加えて、背景の「クローバ」が「壁」になったことへの「心配」も・・・・・さっき「華氏９１１」を見終えて、私の「カナリア」は泣きっぱなしで、くだんのメールが無ければ、単に気分で「壁」を入れたり、アイドルや女子アナやゾンビ映画を語った舌の根も乾かぬうちに、世界や社会や人間の尊厳や担うべき自覚と認識と責任について延々と語っていたのではないかと思います。私もＮＥＴの世界に触れて結構な時間がたち、ブックマークしているサイトも多々あります。そんな中で最初は随分気に入って訪問していたのが、だんだん「ちょっと違うぞ」とか、「それはないだろう」とか思うこともあり、時には、姿勢を問うこともありました。（文字通り「問う」です。「正す」ではありません）そんな時きまって返ってくる言葉は、「気に入らなければスルーすればよい」「訪問しない自由もあるよ」でした。私にはそれもいささか心外で、何らかの形で表現（発表）していれば、批判にさらされるのは覚悟の上で、ＮＥＴという匿名性に隠れるのではなく、キャッチボールの中で育つものもあるのではないかと。しかし、以下は私の例によって下手な例えですが、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」の中で、主人公に近づいてくる少年が、主人公がカトリックかプロテスタントか異常に気にすることに辟易するシーンがあります。以上の例えはちょっと言い過ぎかもしれませんが、正直言って複数の人たちと全てを共感することはかなり難しい気もします。実際、不謹慎のそしりを受けそうですが、ゾンビ映画についてはバカ受けした友もいたのです。加えて、「映画言いたい放題」に投稿する際、ゲージツ的な映画ばかり選んでいる自分にちょっと欺瞞を感じていて、「お前カッコつけてんじゃねえよ」みたいな忸怩（恥ずかしさ）もあり、自分の「ミーハー」な部分を強調したかったという意図があったのも事実です。「あれも僕、これも僕」と。とにもかくにも、とりとめなく書いてしまいましたが、これからも、ケレンミで媚びることなく、でも、少しはサービス精神を持ち（これがくせ者？）正直に「更新」していきたいと思います。私もまだまだ未熟で（未熟を言い訳にする年齢ではないですが）暴走することもあるでしょうが、いろいろなお話、ご意見待っています。いつも本当にありがﾆう。ちなみに、私の脳に宇宙人は住み着いてはいないとは思います。ご心配なく。

sugarball

さすがに品のないフォントサイズは修正し、悪評の「壁」は消しました　

職場でちょっと前
プレゼン用のパワーポイントなどのスキルを上げるため
「予算」から「日経パソコン」を購読してくれとの要望があがり
ちょっとした議論になった

因みに
最新号の目次をめくってみると

・特集1　デジタル化の落とし穴
・特集3　今年、パソコンの使い方が変わるデスクトップ検索最前線
・実践IT活用最前線　Windows XP SP2で始める クライアント防衛大全
　 第2回すぐにできる最善のスパムメール対策
・スペシャルレポート　速報！2005年春モデル登場 第2弾
・注目の新製品　15.4インチ横長液晶の新VAIOノート（ほか）
・ TREND 　白熱する次世代光ディスクの覇権争い
　　1万円の新型iPodが衝撃のデビュー
　　インテル、次世代Centrinoを発表
・●Excel関数クッキング 文字列はフォーマットして盛り付けよ
私には、この目次で、この雑誌を「予算」から「公式」に購読する
必要性が結局分からなかった

よく
「あずかった予算という意識をもて」とか
言うけれど
私は間違いだと思う
什器や備品にしても
過大なスペックのもの買ったり
買ったあとから、入れる場所探したり
出張して使わせてもらえるなら
遙かにコストが押さえられるものをわざわざ買う
などのことがもし起こるとしたら
それは「予算」だからだ

もし自分の家庭でものを買うとしたら
出したお金とのコストパフォーマンスを第一に
考えると思う
冷蔵庫にしてもテレビにしてもちょっと考えれば
自分の家の利用の度合い（容量、満足）を
考慮するでしょ

だから大事なのは「家計費意識」ではないのかと

なんてことを
さっき行ったレンタルビデオ屋のブックコーナーの
パソコン雑誌コーナーで思ったのです

先週
★「２１ｇ」
（ベニチオ・デルトロかっこいいーー。けど脚本うすーい）
★「恋愛適齢期」
（ダイアン・キートン、ジャック・ニコルソン、キアヌ・リーブス）
★「レディキラーズ」
（トムハ・ンクス主演コーエン兄弟脚本監督。相当期待したんだけど）
　　などなど借りたけど
　　わたし的にはちょっとハズしたので。と言い訳して・・・

今日借りてきたＤＶＤは

「キャシャーン」（笑うなってば）
「華氏９１１」（笑うな）
「ヒューマンキャッチャー」
（若者たちが次々に案山子から襲われる？もの）
（だから笑うなって）
「ドーン・オブ・ザデッド」
（キターーーーーーーーーーーーーーー
　最新ゾンビ映画
　いやあ、映画館で見逃したんで待ってたんすよ
　だからぁ笑うな、って）

今夜テレビで「ブッシュについて行くか、行かないか」とかいう
番組をやっていて、見た人も多いのではないでしょうか

友人の「軒亜のＭＥＲＣＹ」から「ｒｅｄ」と揶揄される私でも
（リベラルと言ってほしいけど）
ちょっと筑紫哲也色の強いと思う番組ではありました

特に気になったのは
ブッシュがメンバーと言われるエール大学の秘密結社
「スカル＆ボーンズ」には
かのケリーも属していたことを
ひと言も触れていないことでした

まあたいした番組ではなかったと私は思っていますが
見ながら急に思い出したことがあるので
ちょっと聞いてみてください

２０年以上前、永世中立国のスイスが
国内の全家庭に配布していた（今は知らないけど）
「民間防衛」という冊子を読みました（当然邦訳で）
その中に書かれていたことを
おぼろげながら列挙すると

○侵略された際の対応の仕方
○核攻撃からなるべく被害をすくなくするため隠れるべき素材の種類
（なんの陰に隠れると被爆がより少なくてすむか）
○どうせ自国は小国だから占領されるだろうと断言
○占領のされかた
○レジスタンスの組織化の方法
○国連等を活用した独立の方法

つまり国が守るのが「国益」やいわんや「国権」でなく
「国民」そのものでることが
あきれるほど実用的に書かれていたのです

正しいとか誤りとかは全く別にして
「日本はアメリカの不沈空母」と言った
首相の国とは全く考え方が違うなあと

またまたルールを破ってしまった

このブログのタイトルには他にもたくさんの候補があることは
すでに書いています
そのタイトル候補のひとつに
「坑道のカナリア」というのがありました

大江健三郎がノーベル賞をもらうずーっと前
来日中のアメリカの作家
カートヴォネガットと対談した番組がありました
ヴォネガットを何冊か読み大好きだった私は
その番組を食い入るように見たものです

その対談の中で私は初めて
「坑道のカナリア」という言葉を知りました

昔、炭坑では鉱夫たちの先頭の人は
カナリアのかごを持って坑道に入っていった、と
カナリアは小さく弱いので人間よりより早く
坑内の空気の変化に気付き
それが危険なものであると
騒いだり、死んでしまったりする
そうすることで
人間たちにまわりの危険な兆候を知らせるのだと

ヴォネガットは作家というものは社会において
こうした「坑道のカナリア」でなくてはいけない
といったことを言っていました

ブログを開設するにあたり
政治的な発言は極力避けるというルールを
自分に課した私は
加えてそんな知識も、能力もない私は
この「坑道のカナリア」という
タイトルを候補から外したのです

今夜ニュースを見ていると
いろんな靴音が近づいているような
つい魔が差して書いてしまいました

あなたのカナリアは元気に鳴いていますか？
あなたのカナリアは悲しげに泣いていますか？

英語が好きだ
全然専門的に習ったこともないし
トーイックとかいうものにも縁がない
しかも予備校の頃街中で
英語圏らしき外国人を見つけて
話しかけare you a student ?
と訊ねられても
do you know YOBIKOU ?
と応えたほどの腕前だ

英語圏の映画を見るとき
気になる表現はチェックするようにしている
everybody behind meを
「ここは私に任せて」とか字幕が出ると
言葉の深さに感心する

私の職場は職種柄
比較的英語力のある人が多く
英語圏の刊行物もよくとっているし
ＬＡＮを通じ
この私にまでイギリスからのメールを転送
してくる人もいる
全く迷惑なものだ
私の英語力は惨憺たるものなのに

私の友人である「軒亜のマーシー」が
とても良いことを言っていた
曰く
「英語はしゃべれることが大事ではなく
何をしゃべるか」だと
つまり
しゃべる内容があるか
相手の関心を得る話題や
意見をちゃんと持っているか
日々視野を広げているか
ということだろう
つまりは
その人間の人となりが大事で
いくら英語がしゃべれても
話す「言葉」を持っていなければいけない
ということだろう
激しく同感である

あえて言葉を滑らせると
「視野を広げる」とは
「井の中の蛙（かわず）」
ではいけないってことだよ

言葉と言えば
昔、野坂昭如がこんなことを言っていた
「その組織やグループでしか通じない言葉を
使い出したとき、その組織やグループは
社会性を失う」と
今時の若い女の子や
２ちゃねらーなど典型だろう
職場の白板の予定表にsugarball（実際は本名）はＨＰと書くと
（本人は病院hospitalに行く日というつもりだが）
「ヒットポイントですか？」とか
「ヒューレットパッカードですか？」とか
言われる
人生はうまくいかないものだ
やれやれ

添付は件（くだん）のマーシーの職場？です
激しくよく分からない？