飛行機が非常に苦手なので、仕事では仕方なく何度か乗ったけど、プライベートでは2度しかない。
1度目はもう四半世紀くらい前で、2度目は数年前のこと。
なんと愛妻がある年、商店街の年末の福引きで「特賞」を当ててしまったのだ。
私は1等のパソコンが良かったので「1等に換えてくれ」と言いたかったが、なにせ、家内が自ら引いたのでそうもいかない。
で、行った。グアムへ。
以前の記事「
英語について」で、英語が好きだ、ということを書いていたように、テレビなど見ていて分からない単語があると、できるだけ辞書を引くようにしていることもあったりする私だから、簡単な会話は結構イケるのでは、と初めての海外の地を踏んだ。
到着した日の夕食は特段決まっていなかったので、二人で街へ。
なんというアジア人比率の高さ。歩いている人の9割はアジア系。
全部日本人に見える。
ここって本当に海外?というか、歩いていると
「あのう、すみません、ちょっといいですか?」と
若い日本の女性二人組に、いきなり声かけられる始末。
意を決して入ったステーキハウスは若干ガイジン率高く、気に入ったのだけれど、ご多分に漏れず、メニューは日本語・英語の2種類。
当然ステーキを注文。
少食の私は400グラムのヤツを注文。
カッコ良く
「ウェルダンプリーズ」なんか言ったりして。
家内が注文した小ぶりのステーキが先に来て、それでも相当なボリュームだったので、それをつっつきながら、
加えて注文したタマネギの揚げたヤツ、滅相もない大きさ。
かなりお腹一杯のところで私のステーキが来た。
ところが
「少しは焼いたんかいな?」と言いたくなるほどのレア。
真っ赤っかのほぼ生肉である。
すぐに店員を呼んで
「アイセッドウェルダン」と言う。
ウェートレスがいったん引き下がりネクタイしたエライさんが来たので再び
「アイセッドウェルダン」と言ったところ
、「ウィーアーソーリー」とかなんとか言って、生肉ステーキをさげた。
ややって出てきたのは
、
「これでいいんだろ」と激しく主張する半ば焦げかけた400グラムのステーキ。
自分の英語力にうなだれながら残った食欲を奮い立たせて完食。
グアムでは、渋々行った割には楽しい日々を過ごしたけれど、
帰りの飛行機では
体重120kgくらいの操縦士と副操縦士。
加えて、やはり100キロはあろうかというスチュワーデス。
私の恐怖は頂点に。
「これってちゃんと飛ぶのだろうか?」・・
故国の地に到着しタイヤが地面に接する感触にウルウルし始め、完全に停止し、次々に客たちが降り立ち始めると
「着いたんだね、着いたんだね」と泣きながら家内に抱きつき、他の客から指を指され笑われたのは、言うまでもない。
くだんのタマネギフライ。巨大。これだけで白ご飯食べてもいいな
画像はネットで探しまくりやっと見つけたもの。勝手に使ってゴメンナサイ

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