2005/1/23
記念すべき映画批評の第1弾が
「デイ・アフター・トゥモロー」とは
ややトホホ
最近のハリウッド製3大「おバカ映画」といえば
「ザ・コア」
(地球の核が止まってしまい人類の存亡の危機に
数万気圧?に耐える最新鋭の穴掘り車で勇敢な隊員が地球のコア-核-を目指す)
「アルマゲドン」
(ご存じ隕石映画。我らがブルース・ウィルス主演
隕石に降り立ち。何故がバリバリ重力あるし、
真空のはずなのに装置の音とかすんごい)
「インディペンデンスデイ」
(宇宙人襲来もの。ウィンドウズとマックでさえ
なかなか難しいのに。何故か宇宙人のコンピュータに簡単にアクセス。
ちょこちょこっといじると全滅)
この3本のうち「インディペンデンスデイ」の監督
ローランド・エメリッヒせんせいの監督作
「デイ・アフター・トゥモロー」
この監督
我が国では極めて悪評のハリウッド版「ゴジラ」も撮ってる
今回もまた
ニューヨークを壊しまくる
この「デイアフタートゥモロー」
10日くらいで北半球を氷河期が襲うという
前述の3大おバカ映画が裸足で逃げ出す設定
「ツイスター」以来、
竜巻映画ファン?の私としては
期待大
映画館で見逃し
レンタルビデオ屋でやっと1週間OKになった今日
借りてきた
導入部分はジワジワゾクゾクと
危機の兆候
こりゃ期待大と思いきや
竜巻のCGにも「ふーん」
ニューヨークに閉じこめられた
息子を助けに行く後半は
きゅうにチマチマし出すし
突っ込みどころ満載
パクリのオンパレード
お決まりの
仲間が自分を犠牲にして他の二人を助ける
檻から逃げ出したオオカミに襲われるシーンは
しっかり無駄
でもでも面白かったぞ
誤解がないように言っとくと
「おバカ映画」は褒め言葉だからね
特撮(死語?)はしっかりしてるし
なによりも
導入部分で地球温暖化に触れ
「京都議定書」という台詞も・・・
全体のトーンも
アメリカ一国主義を割と露骨に批判し
さすがエメリッヒ
気骨のあるドイツ野郎だ
エンディングでは
アメリカ大統領にしっかり謝らせているし
しかーし
おバカ映画の金字塔は
あの東宝特撮シリーズの異色作
「妖星ゴラス」を超える作品はまだなーい
絶対無いぞ
添付は著作権大丈夫か?
43年前のこの日本映画
隕石ものの最高傑作
なんてったって
隕石から「逃げる」ため
南極にロケット噴射装置をつけ
地球ごと動かすってんだから
未見の人は
なんとしても必見
(あんだけ地球動いたら
・・・どっちに動いたか忘れたけど・・・
それこそ「氷河期」か「灼熱地獄」になるんだろうけど)
という訳でキングオブ「おバカ映画」
次はもうちょっとちゃんとした映画にします
トホホ

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