諸々の法は、意を先行とし、意を最勝とし、意をもとに作られる。もし、清らかな意で、あるいは、語り、あるいは、為すなら、それゆえに、彼に、楽しみが従い行く――影が離れないように。
乳児は母の存在を感じられれば、よだれを垂らし、牙をむき出し、うなり声を上げている犬にも恐れることはない。
常に真新しい白いシャツを着ているように、誰に対しても先入観を捨て、素直な気持ちで接していられれば、相手からも警戒されることもなく、あえて傷つけようとする意志が生まれない。
だまされることもあるだろうが、それでも守ってくれる人は多くなるはずだ。

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