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最近とみに感じるのは、「自分が辛い」ではなく、「自分も辛い」という他者の状況も知るべきだということ。皆が辛いのであって、辛いことが全くない人などほとんどいないということ。
そうすると、辛いことがレベルであるから、辛さを突き抜けようとする気も湧きあがってくる。「自分が辛い」ではマイナスから這い上がることになり、それは辛いだろう。
身体的かもしれない、精神的かもしれないが、辛さの中明るく過ごそうと一生懸命生活している人のドキュメンタリーが放映され、視聴率や動員者数を上げている。
涙するために視聴し、共感し、そしてストレスを解消する自己心理操作もあるようだ。
しかし、すべての人にこれが適用されるわけではない。
共感を過ぎ、我が身の状況に置き換われば、辛さ倍増になる場合も存在する。
ただし、感情はすべからくその中に自己が入り込み、他者を適正に観察することができないものであるようだ。
共感の度合いは、自己が観客なのか登場者なのかという心情的位置により異なり、後者のケースでは避けるべきこともある。

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