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霊性的思考は一般的には微かな波動であるが、ふらつくこともなく確かである。 身体的思考は雑音に大きく影響されるため、一所に落ち着くことはないが、大音響そのものである。 雑音と大音響の思考を制御し、静寂化しなければ、霊性的思考に気付くことはない。
風が吹く、水面が波立つ。風が止む、水面が鏡となる。
嵐に大波が現れる。海底は何事もなく漂う。
変わらぬ何かの表面がざわめいている、これが霊性的自己と身体的自己の関係である。
身体的自己に焦点を合わせていると常に船酔いで、落ち着きなく、いつも身構えている。
霊性的自己に気付いていれば、一瞬の身震いで収まる。
しかし、それは単なる落ち着かせるための暗示では決してない。

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