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人は自分により近い領域の持続のために、より遠い領域の何かと闘う。
自分を生かすためには、自分に近い領域が保全されなければならない。
しかし、これは錯覚。
より遠い領域を滅ぼすことで自分も生き延びることは難しくなる。
国であろうが、思想であろうが、宗教であろうが、経済であろうが…
わたし、わたしたち、彼、彼ら
彼は個人として立つ者であるが、彼らはもはやわたしにとってはまったく無関係な、領域外の群衆である。
わたしにとって、彼らは災害などでは心痛む存在ではあるが、実在感は希薄であり、例えば国として嫌悪感を抱き、個人すべてがまるでそうであるかのような印象すら持ってしまう。
わたしたち、は、群衆であると同時に同じものを所有する者たちであり、個々人に分割し、理解し合うことも可能である。
姿の見えぬかれたちに対する個人としての存在を意識できるか、それが問題である。

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