一つの細胞が分裂し、部位によって形成される臓器などが異なるように、誰がそれを指示し、ほとんど間違いなくそれを変化させていくのだろうか。
形成途中段階で任意の部位の細胞を他へ移植したとしても、それは正しく部位の細胞となっていくだろう。
細胞の中に部位(位置)を自ら認識し、自らを変えていく全体設計図があるのである。
さらに、そうした全体としての固体が生死を繰り返し、肉体的にはより環境に適応した身体へ、他への脅威から防御できる知恵を取得し、種として過去を相続し、発展させ、そして与えていくのである。
より完成された存在への成長である。
いわゆる境界部分では新たな宇宙を創り出すことになるだろう。
科学という神を冒涜するとして避難されるある瞬間を人工的に創り出してしまうだろう。
全ての物質、精神の波動を吸収し、混沌とした宇宙、それを反省するのは不幸な映画を観ているのとは違い、罪悪感であろう。
罪悪感を解消するには、新たな宇宙の波動を善なるものへ変化させるために、自らを清らかなものへとしていかなければならない。
幾代もの新生宇宙、面々と受け継がれてきた善なる変貌策の展開、そして次代宇宙はいずれは前代宇宙の存在を知り、さらには後代宇宙を創造してしまう。
「原始宇宙の創造神は歴史的宇宙群の果てに何を求めているのか」

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