啓典:イスラム教において唯一神(アッラーフ)から諸預言者に下された四つの啓示の書物のこと。旧約聖書、新約聖書を内包する。『ウィキペディア(Wikipedia)』
ムーサー(モーセ)に下された『タウラート』(『モーセ五書』)
ダーウード(ダビデ)に下された『ザブール』(『詩篇』)
イーサー(イエス)に下された『インジール』(『福音書』)
ムハンマドに下された『クルアーン』(『コーラン』)
智慧は言葉になる前の言葉によってあふれ出してくる。
啓典が智慧にあたるのか、それとも神(天使)の言葉として与えられるのか、それは私にはわからない。
少なくとも、私にはこれが「神の言葉」であると明確な言葉を聞いたことも、感じたこともない。
ぼたけ焦点が少しずつ合ってくるような感じもするし、突然理論として浮かび上がってくるような感じもするが、いずれも「中」からそれらは訪れる。
決して他の声でも、記号でも、文字でもない。
ダビデの星の6頂点に言葉を一定のルールで置き、言葉の位置関係から課題を解いていく手法は、車を運転していて、信号待ちの時に眼に飛び込んできた感覚である。
形だけではなく、その頂点に何を配置するのかを同時に理解したのである。
しかし、これは「悟り」現象の数年前のことである。

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