元気であるためには楽しいことをすればいい。
しかし、楽しいことの楽しみは、そのうちに当たり前となり、楽しくなくなっていく。
楽しいことが、入れ替わってやってくれば、それが元気が続くに違いない。
しかし、そんなことは万が一にもないと思った方が良い。
とすれば、常に新しい刺激となって感ずることのできる楽しみが元気の源となる。
人が「喜び」の感情を常にリセットできればよいのだが、そんなうまい具体にはできていない。
より大きな「喜び」がなければ、感情は薄れていく。
結局、多くの人々から感謝されること、その度に新しい感謝となるものを感じていくしかないのだろう。
人のためにする善行は、結局自分のためにするものであり、自分のためにするものである限り、与えた情は犬にでもくれてやれ、である。
結局、プラス・マイナス・ゼロなのだから、それ以上求めて何になる、ということ。
奉仕し、感謝され、これがプラス・マイナス・ゼロである。

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