発売以来注目していたギター、
VOXのVirageシングル・カッタウェイを手に入れた。
Virageは発売当時にも
「気になるアイテム」として本ブログで書いたが、以前から自分の演奏スタイルの変化に合ったギターを探していた。これまでの候補として、
1.テレキャスター・デラックス(22フレット仕様、バック・コンター加工)
2.ポール・リード・スミス513
3.ギブソン・ルシール(BBキング・モデル)
等が挙がった。しかし、2年前に突如登場したVOXのギターは、色々な面でとても魅力的だった。
1.エルボー・コンターがない
2.適度なボディ・サイズ
3.シングルコイル、ハムバッカー、P-90の音が出る新開発ピックアップ搭載
4.ギブソンより長く、フェンダーより短いスケール
5.ヒール部を埋め込んだネック・ジョイントにより、ハイポジションでの演奏性向上
6.サドルの調整範囲が大きく、特殊チューニング、特殊ゲージにも有利
ずっと迷っていたが、何と早くも今夏マイナーチェンジされた。もしやと思いチェックしてみると、やはり旧モデルが格安で放出されていたので、思い切って購入した。
実際に手にしてみると、セミ・ホロウ構造ボディの為、非常に軽い。そしてネックは割と太目で好みである。仕上げの丁寧さはさすが日本製である。バック・コンターで体にフィットし、あばら骨に当たる部分も痛くない。さらに、ボリュームを下げていったときの音色の変化具合が丁度良い感じである。まださほど大音量では鳴らしていないが、セミ・ホロウにしてはソリッド・ボディ並みのサステインも得られ、フィードバック、ハウリングにも強そうだ。
強いて不満を言えば、「ツノ」がないのとボディが軽めなので、ストラップでぶら下げた場合、ストラトタイプに比べヘッド側が下がることである。ボディにおもりをつけるか、ツノを伸ばすかくらいしか、対策はないのか・・・。
あれこれ考えた挙句、秦野さんが以前からオヴェイションに巨大なストラップ・ピンをつけてバランスを改善していたことを思い出した。彼に相談してみたところ、早速特大ピンを持ってきてくれた。
ほんのわずかだが、バランスが改善された。もっと長いピンにする手もあるだろうが、今のところこれでOKである。ありがとう、秦野さん。

(バック・コンターであばらも痛くない)

(ハイポジションも弾きやすいジョイント)

(ハタノ・カスタム・ストラップ・ピン!)

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