阿修羅像(あしゅらぞう)
梵語(古代インド語)のアスラ(Asura)の音写で、「生命(asu)を与える(ra)者」とされたり、また「非(a)天(sura)」にも解釈され、まったく性格の異なる神になる。 西域では大地にめぐみを与える太陽神であったが、インドでは熱さを招き、大地を干上がらせる太陽神となり、常にインドラ(帝釈天)と戦う悪の戦闘神となる。仏教では釈迦の教えに触れた守護神と説かれる。 像は三面六臂(さんめんろっぴ)、上半身裸で、上帛(じょうはく)と天衣(てんね)をかけ、胸飾りと臂釧や腕釧をつけ、裳をまとい、板金剛をはく。
この像は怒り狂う筋肉隆々の本来の阿修羅とは違い、お釈迦さまのありがたい説法をありがたく聞き入れて童心にかえったかのような穏やかな表情をしている。しかし左右の顔で常に左右を警戒しておる。今は6本の手は何も持ってないが、本来は正面の合掌している手以外の4本の手は、月と太陽、弓と矢を持っておられて、お釈迦様に「四六時中、あなたをお守りしていますよ」と無言のアピールをしているという。(ネット検索)
ではあの怒り狂う阿修羅はどこにいる・・。

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