
穂村弘著「短歌という爆弾」(読んだのはこの本ではありません)
今日は一日缶詰の会議。机の置かれた5センチはありそうな書類を見ただけでうんざりするのに、それを読みばじめたのだから何時に終わるかわからない。やたら〇〇制度、〇〇の改革・・という言葉自体が睡眠剤のようなもの、うつうつらとしても私の責任じゃない。それでもガマンして目を閉じたまま、電車の中で読んでいた現代歌人穂村弘の
「現実入門」を思い出していた。しかしこれがまたいけない。電車の中でもくすくすニヤニヤ〜の連続だったのに、また会議中にくすくすニヤニヤ〜になりそうになって慌ててトイレに飛び込んだ・・。・・もう思い出してはいけないので一生懸命資料を目で追いながら、資料とおなじことを話すぬるま湯のような声をじっとガマンして聞いていた。あっ・・昼だ。
午後は私の提案事項の説明だが、午前中の私のように眠そうな24人を見ていると気の毒になって、早めに切り上げた。どうせ満場一致で承認されるのわかってるからね。
それにしても眠くてしょうがないはずなのに、帰りの電車ではまた穂村弘の本で、女学生の怪訝そう顔も気にせず、くすくす、ニヤニヤ〜・・で帰ってきた。

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