顎のはずれた鯨

約３週間不在にします。こんどは予防のための検査ですのでご安心のうえご放念ください。

「フィールド」の編集などにいい環境だと喜んでいます。ではまた・・。

■日時・２０１２年０２月１８日(土) 午後１時

■会場・岡山市天神山プラザ３階会議室
〒700-0814　岡山市北区天神町８−５４　ＴＥＬ086-226-5005

■雑詠7〜8句―石部明選

■課題「理科」「気配」「イメージ吟」(五本の指を開いた裏と表の写真)各2句欠席投句可(一句合評はありません)

■東おさむ川柳句集『ちゃれんじ』を読む。
「東おさむへのラブレター」４００字程度―句会当日持参。

■投句〆切・課題吟2月15日か当日持参　雑詠2月28日まで。

■投句−7090441岡山県和気郡和気町衣笠１４６−３　柴田夕起子　
　

お届けできている頃かと思います。まだ届かない方、恐れ入りますがもい一度お名前を宜しくお願いいたします。尚、貧しい冊子ですが残部少々ありますのでご利用ください。

牛一頭担いでのらりと月が出る　　　内田万貴
新月の蟹の話が長くなる
甘味処に入る談志を見たような
明後日は芹の匂いになっている

確かさっきは魚だった僕の鼓動　　　高橋由美　　
水面で掴んでいる君の青い点滅信号

寒鯉のその頭(ず)のなかに本能寺　　小野善江
それぞれの国をかかえる脇の下

配られた蝶番空を語りだす　　　　　清水かおり
寒々と半日かけて成体に
あれは肋か青いポートの揺り返し

作品、エッセーに内田万貴のがんばりが印象に残った。

ご支援いただいたてた会員各位への「バックストローク」終刊にともなう清算を済ますことができた。・・と言って、もし私が会計だったら細かい計算に音をあげて、ごじゃごじゃになってゴメンネ〜と逃げ出していたかも知れないが、さすがBS会計担当の松永千秋はすごい。送られてきた帳簿を目にして思わず涙が出そうになった。

余分なお金は一銭たりとも余裕のない財政をやりくりしながら、ときに財政難にあえいだときもなかったわけではない１０年間の記録が、私には見事に歴史の記された芸術のような帳簿であった。

私は呑気な発行人であったが、その私の水かきの役目を果たしてくれた彼女に感謝のことばもない。