明日、明後日とまた熱海。新幹線の中で読む文庫本を探しにブックオフに寄ってきた。じっくりと時間をかけて探せばいいものがありそうだが、短時間で探そうとすると、どうしても好きな作家に目が行ってしまう。
吉村昭はかなり読んでいるつもりだが、また『街のはなし』と『遠い幻影』を。かつて『死の泉』の圧倒的な筆致に魅せられた皆川博子の『闇椿』『妖かし蔵殺人事件』の2冊を買って、〆て750円。古いのさえ我慢すればブックオフはありがたい。
ただ安いからと言って大量に買い込んで、読まないものもかなりある。
本当は川柳関係の句集とか柳誌を読まなければいけないのだが、最近「川柳」という字を見るとジンマシンが出る。困ったことだ。

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