
おおあくび茶碗の縁に沿う死星 兵頭全郎 写真・大橋一弘
BSの一つの人気となっている写真と句のコラボレーション。写真は句の説明をせず、句は写真の遠いところにあって、それぞれに別のことを語りながら、その陰影が奇妙な一体感を醸し出す。
この人気の秘密は写真家が句を選ぶところにある。編集部は10句程度の作品を写真家に渡し、後は写真家の感性が独特のコラボレーションを生み出す。
出版界にパイプをもつ田口麦彦氏が下記のタイトルで商業ペースにのる本を出したいということで、問い合わせがあり、ほぼ上記のことをお話させていただいた。本は秋以降になるようだが、今その一部がネットに公開されている。ごらんください。
「17音の小宇宙―田口麦彦の写真川柳」
http://www.izbooks.co.jp/PHOTsen.html
商業ベースにのせるということはかなりの制約があるのか・・「伝える」ということにかなり苦心されている。

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