「おかじょうき」代表・北野岸柳氏が危篤状態で入院された。1月31日のことのようだ。しかし病院と、ご子息のSinさんをはじめご家族の献身的な看病で快方に向っていることはSinさんのブログ「北野岸柳闘病日記」に克明に記されていて、私も何のお手伝いもできないが日に日に注意深く見守っている。
岸柳氏には「IN仙台」で並々ならぬご協力をいただいたご縁ばかりではなく、川柳界にとっても貴重な存在で、特に青森県の川柳は彼を中心軸にして回っているのだから、一日も速い回復と、川柳復帰を遠くからお祈りしたい。
2月5日
父と数時間、過ごした。
もう座るぐらいならいいそうなので、起きたそうにしたとき、壁にもたれかけるように座らせた。
「帰れないの?」と父が聞く。
「うん、まだ帰れない」
「どうすれば帰れる?」
「う〜ん、酒とタバコを止めたら、かな」
「そうか・・・・女は止めなくていいのか?(ニヤ)」
(このクソオヤジ!(笑))
2月6日
今日は妻が次女・心を連れて、病院へ。
息子の名前は詰まる時があるくせに、孫のことはきちんと覚えてる。
2月19日
リハビリの先生が来て、
「私の言った言葉を繰り返してください。」
「はい」
「りんご」
「・・・アップル」
・・・わざと、ふざけてる?(笑)
2月20日
身体的な回復は、目に見えて良くなっている。
ご飯も自分で食べれるようになった。
リハビリでは、廊下の手すりにつかまり、歩行練習まで進んでいる。
歩けるようになるまでそう時間はかからなそうだ。
字も少なからず書けるようになってきた。
字も岸柳書体は相変わらず。
2月24日
ただ、この場にでも書いていない、または書けないこともある。
ここに書いてあることが全てではないことを理解してほしい。
「北野岸柳闘病日記」より

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