「カルメン」はスペイン・・スペイン料理でしょうが・・と、ゆみ葉。うんうん・・ジプシーの女カルメンとドン・ホセとの宿命的恋愛も、闘牛とフラメンコも(正しいか?)「イタリア料理」とは関係なかった。まあ料理はイタリアもスペインもない美味であった。
店主が詩人で、仲間ということで気のおけない場所で、三宮から歩いて3分。初めてではないのに解らなくてタクシーに乗ろうとしたらメンバーにばったり出会って・・もしタクシー頼んだら怒るだろうな。
メンバーは10人ほど、私以外は100人束になってかかっても後へは引かないウルサ型ばかりで、今日は何冊かの句集の読み会なのだが、みな難しい論を張る。しかしよく読みこんでいる。その中で一夜漬けの論にもならない印象をだらだら述べた私は何だったのだ・・とやや自己嫌悪しながら帰った。1時から8時まで喋って食べて、上質のワインを飲んで、それでも至福の時間はまたたくまに終った。

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