
「唐鶏」4.0cm
「根付け」とはあの水戸黄門でお馴染みの印籠を腰帯に括りつけるための、いわば付属品という程度の知識しかなかったが、それが現代では独立したアートとして多くの好事家を集め、特に海外で高い評価をされているらしいとは聞いていたが、川柳仲間のHさんもその作家で、5月16日(日)まで「池袋西武」で開催されている「現代根付逸品展」に出品され、その写真集を送っていただいた。
そのデザインの現代性、創造性、わずか2〜5cmの小さな作品の緻密な匠の技の、どれも豊かな想像性が息づいている。そしてすごいのがHさんの経歴。長くお付き合いしながら詳しくはなかったその経歴を、自分のことのように少し自慢げに、紹介してみたい。
ハワイ国際根付会に出席 日本象牙彫刻会賞受賞 大英博物館、ロスアンゼルス・カウンティ美術館に出品 通商産業大臣賞受賞 東京都知事賞受賞 工芸学会賞受賞 カリフォルニア州バワーズ美術館。ベルリン・東アジア美術館出品 読売新聞社賞受賞 東京芸大に作品収蔵などなど。
根付に興味のある方は
http://www.infobears.ne.jp/athome/musasi/zorro/netuke.html

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