普通、同人誌、結社誌への作品発表は共感を得ようとし、批評を求める意志の表明である。しかし、創作は他者の共感を得るためであってはならない。自分の内面に向って書く。つまり自分と格闘することが創作というものでなければならない。
そうは言いながら句会大会などでは私もかなり緩く作品と向き合う。課題があり選者がいる以上、競う心理が作句に影響することも否定しない。しかし、「抜ける抜けない」の世界から離れた位置にこそ創作というものの場はある。そのことだけは肝に銘じて、大会を遊んでいる・・というのは詭弁か(笑)。

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