日本現代詩歌文学館 平成17年度常設展示
いのちの詩歌−きのう、きょう、あした
会期2005年3月15日(火)〜2006年3月12日(日) 9:00〜17:00 *休館日12月〜3月の月曜日、年末年始
場所日本現代詩歌文学館展示室 主催日本現代詩歌文学館
展示テーマ本展では、詩歌を愛する人たちがモチーフにしてきた「いのち」をテーマとしています。遺伝子工学や医学、情報技術が高度に発達した現代において、今を生きる詩歌人たちがどのように「いのち」を捉え、表現しているのかを、作者の直筆作品とコメントを通して紹介しています。高齢化社会や戦争、環境問題などの今日的な問題も含み、また普遍的かつ根源的な人間存在を問います。
出品者(敬称略)清水基吉 篠弘 高野公彦 平出隆 和田悟朗 財部鳥子 藤井貞和 中田尚子 原子朗 深谷雄大 小野寺悦子 木坂涼 橋本喜典 河内天笑 福島泰樹 田野倉康一 雨宮雅子 板宮清治 寺井谷子 倉富洋子 広瀬直人 三井葉子 辻桃子 黛まどか 山埜井喜美枝 奥村晃作 雫石隆子 真中朋久 鷹羽狩行 稲岡長 一色真里 五島高資 石田比呂志 大畑善昭 佐伯裕子 やすみりえ 山上樹実雄 稲葉四郎 熊谷岳朗 小笠原鳥類 安永稔和
石部明 山口剛 鈴木星児 玉井清弘 高良勉 (詩・短歌・俳句・川柳)
球体の朝それぞれの宙返り 明
いのちとは死。死に支配され、死を抱えこんでいるのが私たちの生ではないか。無数の球体は増殖し、核化し、消滅をくりかえす。その球体のひとつに「私」という命を与え、死に向う過程のさまざまな躍動をいのちの輝きとし、川柳という形式に刻印する。それが私の川柳。(明)
ほぼ1年間上記展示場に私の色紙とメッセージが展示されています。お近くの方は一度ぜひお出かけ下さい。行きたいけど私は遠すぎる。
http://www.shiikabun.jp/


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