白鵬、朝青龍、日馬富士などモンゴル力士が10人ほどが親睦ゴルフをしたという。稽古も終って本場所前の一日のことに、漫画家のやくみつる氏が噛み付いた。「八百長との指弾を受けかねない。『李下に冠をたださず』という言葉もあるが、あり得ない。現役力士として非常識だ」と怒りをあらわにしたという。
だいたいこのやくみつる氏なる人物。やたら角ばった発言が多く、漫画家らしいシャレもユーモアのセンスもウイットもない。大相撲生活指導部特別委員会の外部委員とか、なにやら大層な肩書きを貰って舞い上がっている発言はいつも気になっていたが、何よりも大相撲が、彼が言うほど神聖なものなのか。もともとはスポーツというより芸能に近い興行ではないか。
ライバルとなる相手とゴルフに行くのはけしからん?。そんなこと言っても力士はおなじ釜の飯を食ってるんだよ。金銭の授受があれば八百長。それはないにしても、巡業でおなじ釜のめしを食う間柄だもの、7勝7負の瀬戸際で「よろしく」は当たり前の世界と思ったほうがいいよ。そんなとき融通しあうのが日本人の美学でしょ。
国民はみんなそう思っているんだから、そんなに舅根性丸出しの肩肘張らないほうがいいよ。

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