ウルトラマンと力道山

2008/7/21 | 投稿者: 鹿野苑

ウルトラマン9話「電光石火作戦」を久々に観て驚いた。ウルトラマンはガボラを倒すのになんの光線技も使っていない。パンチと投げ技のみだった。光線嫌いで知られる実相寺監督ではなく、正統派として知られる野長瀬監督作品にも関わらず、だ。メビウスの手に汗握る戦闘シーンを見慣れた目にはひどくあっさりして見えた(ただし、ウルトラマンの醍醐味は深遠な人間ドラマであって、戦闘シーンではないからそのことは初代ウルトラマンの価値をいささかも下げるものではないとことわっておく)。

これを観て連想するものがあった。力道山である。私は力道山の試合をわずかに数試合だが観たことがあるが、武藤や蝶野に比べて、いや、猪木に比べても力道山の試合は単調であっけなく、物足りなく感じた。

しかし、初代ウルトラマンも力道山も歴史に残る神話である。あっけなさが逆に凄味と重厚感を生んでいる。盛りだくさんならいいってもんでもないという好例である。
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