金陀美具足

2015/10/28 | 投稿者: 鹿苑院

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金陀美具足は不思議な甲冑である。知らない人にこれは誰の甲冑だと思うか聞いたら、多くの人は「金ピカだから秀吉」と答えるだろう。しかし答えは金ピカを嫌いそうな家康なのだ。
もっともこれは若き日の家康のために今川義元が奈良の具足師に注文して作らせたものだというので、義元の好みによるものかもしれない。

金ピカというこれ以上ない特徴がある割に、形だけを見れば前立一つ無い、量産型ザクのごとく究極にシンプルな形をしているのも不思議な感覚を誘う。金ピカにした時点で予算オーバーしたとかだとおもしれーなと思うが、案外本当にそんな理由かもしれない。その装飾性のない質実剛健な形のおかげで辛うじて、家康の甲冑と言われてもまあ納得できんこともない。

なお、少し形は違うがまあ色違いと言って差し支えない銀陀美具足を家康の四男・松平忠吉が着用している。
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