清朝御用達へきるーちゅん

2015/2/26 | 投稿者: 鹿苑院

「碧螺春」という中国茶がある。中国の緑茶の中では龍井茶と並ぶ横綱といっていい。
清の康熙帝が南巡した折に賞味し、「この香りに殺されそうだ」と呻き、宮中御用達に指定したほどに香りがいい。地元の土語で「(香りの良さに)びっくらたまげたー」という意味の卑俗な名前であったのを嫌い、彼自身が「碧螺春」と命名した。緑色で形が螺旋状で香りが馥郁としていることからだというが、なんだか教養がある人にふさわしくない安直なネーミングにも思える。もっと文学的な捻りのある名前にして欲しかったと思うのは望み過ぎか。

日本で読む場合は「へきらしゅん」でいいが、中国語読みだと(おそらくは地方ごとの言葉によって)いろいろに読めるようだ。「びーるおちゅん」だったり「ぴろちゅん」だったりするのだが、中には「へきるーちゅん」と読んでいる所もある。なぜかこれが一番ピンとくるよ。

買おうと思ったが3月に摘んだものが一番美味いそうなのでもう少し待つことにした。そういえば奇しくもあの人も3月生まれだった。
0



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ




AutoPage最新お知らせ