2022/3/18 | 投稿者: 鹿苑院

牛・豚・鶏のお肉御三家が独占してきたカレーの肉に、ささやかながらしかし確かな存在感を持って鯖が参入してきたのはいつのことだっただろうか。
僕の記憶ではカレーに鯖というのを初めて聞いたのはテレビで松方弘樹が「サバカレー、美味しいよ」と言って釣り上げた鯖をカレーに入れていた時である。

今やその辺の適当なスーパーでもサバカレーは簡単に手に入る。レトルトカレーコーナーにもあるのかもしれないが、僕は魚の缶詰コーナーでよく目にする。

今日、初めて食べた。
鯖は独特の匂いを敬遠する人も多いが、その匂いがカレーで紛れて食べやすかった。とても美味い。
誰が考えたのか知らないが、天才的な閃きとしか言えない。その人に敬意を表したい。
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2022/3/13 | 投稿者: 鹿苑院

岐阜出身の偉人の一人に安楽庵策伝がいる。我らが浄土宗西山派の僧だが、説法に笑い話の要素を取り入れる試みを行った。このお笑い説法が落語の原型となる。策伝は落語の祖なのだ。
一説に策伝は曽呂利新左衛門と同一人物という噂もあるが、その話はおもしろ過ぎて信用できない。やはり定説通り、金森長近の弟とする方が自然だろう。

その策伝は後に西山深草派の法主となるのだが、若い頃は故郷美濃の浄音寺で修行をし、その住職を務めたこともある。
ではその浄音寺はどこにあるのかといえば、岐阜市三輪だという。ファミリーパークにほとんど隣接しているらしい。これ、僕の実家からそんなに遠くない。これは一度行かねばならない。

なお、「浄音」はおそらく西谷浄音に由来する名前だろう。西山浄土宗、浄土宗西山禅林寺派の祖である。
浄音寺は禅林寺派であり、策伝も禅林寺(通称の永観堂の方が紅葉の名所として通りがいい)で修行したことがある。
禅林寺派の僧だった策伝が深草派の法主になったということは、西谷義と深草義がそれほど対立するものではなく、むしろかなりの親和性を持っていることを窺わせる。
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