2021/4/20 | 投稿者: 鹿苑院

古来、日本茶は澄んだ山吹色が最良とされている。緑茶とか紅茶という名前に付いている色の名前はあくまでも乾燥した茶葉の色を指すのであって、抽出液までその色だという意味ではない。

しかるに、近頃一部のペットボトル緑茶のCMで緑茶は緑色であるべきだという喧伝がなされている。
聞けば商品開発部でも緑色にしようとするほどお茶の風味が損なわれていくので大変に苦労したというが、それは不自然な物を作っていることの証左ではないのか。
百歩譲って緑色の独自性を商品の魅力として謳うのは良いが、「緑茶という名前なんだから緑色でなきゃいけない」という間違った認識をマスメディアの強力なエネルギーでばら撒くのはいかがなものだろうか。大袈裟に言わせてもらえば文化の破壊とすら言えないか。

別のペットボトル緑茶のCMでは、「緑茶は味で選ぼう」と言っている。色でなく大事なのは味だろ、というど正論をぶつけてきたわけで、かなり露骨に前者商品に宣戦布告しているCMに見える。
これほど企業間のライバル意識がバチバチと見えるのは傍から見ると面白く興味深い。この商業戦争、目が離せない。
0

2021/4/19 | 投稿者: 鹿苑院

馬油はスキンケアに良いと聞くので一瓶使ってみた感想。
ドラッグストアで1200円ほどで買えた。少量でよく伸びるのでまあ高いとは思わない。
獣くさい匂いはするのでこれがダメな人はダメだろうが、僕にはさほど不快でない。それよりも困ったのはベタつきの方だ。ちょうど冬の終わりから春の始まりの時期にかけて使用したので、寒ければ固形状に固まるがちょっと暖かくなると瓶の中で液状になる。そのくらいの融点である。この液状になると顔に塗ってもいつまでもベタベタしているのがやや扱いにくかった。

一瓶使い終えて、僕はいつも通りのニベアクリーム青缶を新しく買った。2ヶ月くらいぶりに顔に塗ってみるとあまりにベタつかないのでむしろ物足りなさすら覚えた。やっぱりニベアが一番だなあ。
0

2021/4/7 | 投稿者: 鹿苑院

明日4月8日が釈尊の誕生日ということは知っていたが、今日が法然上人の誕生日ということは知らなかった。
僕にとっては浄土宗に帰依して初めて迎える祖師の誕生日である。法然上人は親鸞聖人の師なので浄土真宗でも崇めはするが、その誕生日は聞かされたことがない。もっとも仏教は誕生日よりは命日を重視する傾向があるので(例えば西暦はイエス・キリストの生誕をもって元年とするが、仏暦は釈尊の入滅をもって元年とする)、そのことが浄土真宗が法然上人を軽んじているという証拠ではない。なにしろ僕は親鸞聖人も命日は知っているが誕生日は知らないのだから。

さて、明日は甘茶を飲むが、今日は何を飲み食いすればいいだろう。
0

2021/4/5 | 投稿者: 鹿苑院

クリックすると元のサイズで表示します


11年ぶり二度目の信州善光寺参拝である。一度目に来た時よりも多少は勝手がわかっているせいか、より余裕を持ってあちこちを観ることができた。
前回は善光寺そのものしか参拝していないが、今回は天台宗大勧進と浄土宗大本願をも参拝し、大本願の宝物館まで見学できた。
また、参道にある書店で善光寺関連本を買い、今読んでいるがとても面白い。

今回の参拝の一番の目的は、善光寺売店にて38000円で頒布している善光寺如来の分身像を見て、頂くかどうか決めることだった。なぜかネット上には公式にも個人サイトにもこれの写真すら載っておらず、まさに見たければ実際に足を運ぶしかなかったのだ。
さて、実際に念願の対面を果たしてみると確かに精緻な作りで美しいものだったが、実は構造が想像していたものとやや違った。
これに先立って仲見世通りの仏具店で見た木像の阿弥陀如来さん(18000円)にも心惹かれるものを感じていたので、迷ったがそちらにした。仲見世通りは善光寺の仁王門より内側にあるため、おおまかに言えばこれも善光寺からやって来た仏様と考えていいだろう。

信州善光寺。日本最高の寺である。
0




AutoPage最新お知らせ